1992年発売の南博デビューアルバム再発盤がリリース!!若き日のジャズピアニスト南博による、NYで録音された初の海外流通作品。抜けの良い音色と繊細かつアグレッシブなプレイが光る名盤をリマスタリング!!
南博は、ジャズピアニストとして数多くの作品を生み出し、イーストワークスより発売した『The Girl Next Door』、菊地成孔や綾戸智恵との共作や、書籍『白鍵と黒鍵の間に』等のエッセイストとしても活躍。近年ではヨーロッパのジャズミュージシャンとの作品を海外流通し、10年前の名盤『From me to me』のリマスター盤や、自身初のレコード盤となる「PIANOHOLIC TAKES」を、エッセイストならではのセルフライナーが封入で発売する等、意欲的に活動を広げている。
『Message for Parlienna』は1991年の10月にDan Greenspanm (b)、Jim Black (ds)と共にニューヨークでレコーディングされ、1992年オーストリアのレーベルから発売。現在は廃盤となっていた本作品は他の南博作品と比べても入手が困難であったが、満を辞してリマスター盤の国内リリースが決定。
このアルバムは南博が訪れたParis、Berlin、Viennaで得たインスピレーションを基に制作されたもので、タイトルの ParliennaもParis、Berlin、Viennaを短縮した造語である。若き日の南博の、クールとパッションの入り混じった演奏は必聴。今作にも、南博によるセルフライナーをブックレットに載録。自宅で過ごす時間が多くなってきた昨今、自分や家族との時間にゆったりとjazzを聴く少し贅沢な時間を添えてみては。
発売・販売元 提供資料(2020/12/28)
今作は1991年の10月に、Dan Greenspanm (b)、Jim Black (ds)と共にニューヨークでレコーディングされ、1992年オーストリアのレーベルから発売。現在は廃盤となっていた本作品は他の南博作品と比べても入手が困難であったが、満を辞してリマスター盤の国内リリースが決定。このアルバムは南博が訪れたParis、Berlin、Viennaで得たインスピレーションを基に制作されたもので、タイトルの ParliennaもParis、Berlin、Viennaを短縮した造語である。若き日の南博の、クールとパッションの入り混じった演奏は必聴。 (C)RS
JMD(2020/12/22)
00年代の菊地成孔との共演や芳垣安洋経由でのGO THERE!から入ったという人も結構いるのだろうか。エレガントで官能的ながら鋭いタッチのピアノに衝撃を受けたもの。その後も精力的に活動しながら後進の育成にも力を注ぐ世界的ピアニスト南博が1992年にリリースした初リーダー作が待望の再発。ツアーで巡ったヨーロッパの都市から着想を得、NY録音の本作、ドラムにはウィンター&ウィンターでの作品や藤井郷子との共演でお馴染みの名手ジム・ブラック。いつか王子様が~戦メリなどスタンダードも交え、エネルギッシュながら音の粒立ちがよく端正な演奏は既に表れていて完成されている。
intoxicate (C)片切真吾
タワーレコード(vol.150(2021年2月20日発行号)掲載)