網守将平の2年振りとなるソロアルバムのリリースが決定。大貫妙子やDAOKOなど様々なアーティストとの作編曲/演奏活動、写真家の小山泰介らとの共作インスタレーションの展示など、作曲家の範疇に止まらない幅広い活動を展開する網守将平。コロナ禍前の期間も含め約1年かけて制作された本作は、前作『パタミュージック』でのポップと実験の過激な往来から一転し、メロディーメイカーとしての潜在的なセンスを遺憾無く発揮。自身のヴォーカルやビートは封印し、必要最低限の音響により静謐ながら色彩豊かな映像を喚起させつつ、あくまでピアノを中心としたメロディーに重きを置いたストイックな作風を提示している。さらに"演奏者が自らの音を聴けない状態で演奏する"というルールに基づいた、"非聴覚作曲"という方法を考案し使用した楽曲も収録。 (C)RS
JMD(2020/12/24)
大貫妙子やDAOKOなど様々なアーティストとの作編曲/演奏活動、写真家の小山泰介らとの共作インスタレーションの展示など、作曲家の範疇に止まらない幅広い活動を展開する網守将平。
コロナ禍前の期間も含め約1年かけて制作された本作は、前作『パタミュージック』でのポップと実験の過激な往来から一転し、メロディーメイカーとしての潜在的なセンスを遺憾無く発揮。自身のヴォーカルやビートは封印し、必要最低限の音響により静謐ながら色彩豊かな映像を喚起させつつ、あくまでピアノを中心としたメロディーに重きを置いたストイックな作風を提示している。さらに「演奏者が自らの音を聴けない状態で演奏する」というルールに基づいた、「非聴覚作曲」という方法を考案し使用した楽曲も収録。
参加ミュージシャンは永井聖一(ギター)、西田修大(ギター)、ゴンドウトモヒコ(ユーフォニアム)、坂本光太(チューバ)、増田義基(ファシリテーター)。さらに19歳のラッパー/トラックメイカーの玉名ラーメンと、モスクワ生まれで日本在住のアーティストElena Tutatchikovaが、それぞれ朗読で参加している。
レコーディングとミックスは葛西敏彦が担当、マスタリングはベルリンを拠点に活動するRashad Beckerが担当した。アートワークは網守との共作映像作品も発表している三野新、パッケージデザインは川村格夫がそれぞれ担当している。
発売・販売元 提供資料(2020/12/17)
クラシックや現代音楽をルーツに持ち、最近では大貫妙子やDAOKOの作品を手掛けるなど、ジャンルを超えて注目を集める音楽家、網守将平が2年ぶりの新作をリリース。歌声を聴かせた前作『パタミュージック』はポップ・ミュージックを我流に探求したような作品だったが、今回はピアノを中心にして、1曲を除くすべてがインスト曲だ。ピアノがクラシカルなメロディーを奏でるなか、永井聖一(ギター)、西田修大(ギター)、ゴンドウトモヒコ(ユーフォニアム)などが参加。スタジオワークを駆使して独創的な音響空間を構築していく。音のひとつひとつに存在感があり、電子音の使い方もユニーク。どこか人懐っこくてエキゾティックなサウンドが、聴く者のイマジネーションを刺激する。
bounce (C)村尾泰郎
タワーレコード(vol.446(2021年1月25日発行号)掲載)