| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2020年12月17日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 新潮社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784106108884 |
| ページ数 | 222 |
構成数 : 1枚
はじめに
ANGLE01 世界の力の均衡点はアジアにシフトする
世界の東洋化=イースタニゼーション/「一帯一路」に対抗する「インド太平洋戦略」/軍事的コミットメント縮小へ/安倍演説が構想の嚆矢
ANGLE02 アメリカ・ファーストは変わらない
モンロー・ドクトリン以来の孤立主義の伝統/戦後は国際主義が主流に/「米国の主権を尊重してほしい」/「撤退」を始めたのはオバマ政権
ANGLE03 「より巧妙なポピュリスト」を警戒せよ
続々誕生したポピュリスト政権/欧州の「南からの脅威」/先駆者ヒューイ・ロング/右派ポピュリスト、マッカーシー/サンダースと「れいわ新選組」の共通項
ANGLE04 中国の国際機構支配は止まらない
米国のWHO脱退宣言/中国にとっての国際機関の重要性/台湾のオブザーバー参加を認めず/ファーウェイ問題とITU
ANGLE05 新型コロナ後、国際問題は先鋭化する
国際関係の方向性は変わらない/コロナ独裁と民主主義/センカク・パラドックスとGゼロの世界/インフォデミックの害が深刻化/感染症がもたらす安全保障リスク
ANGLE06 気候変動合意を反知性主義が破壊する
米中印が参加したパリ協定の重要性/コアな支持者向けのメッセージ/地球温暖化は「たわ言」/影響力を強めたのは中国
ANGLE07 米国の裏庭・中南米を中国が侵食する
招かれたベネズエラの野党指導者グアイド/キューバとは国交回復したものの……/ベネズエラへの介入強めたトランプ/クーデター失敗/中国の経済援助とロシアの軍事援助
ANGLE08 ウクライナ&ロシアゲート疑惑は終わらない
バイデン次男の不正情報をめぐって/明らかな権力乱用/実現しなかったボルトン証言/トランプ無罪を批判したブラッド・ピット/ロシアゲート疑惑も消えず
ANGLE09 「勝てる候補」バイデンは最適の米大統領か
トランプの4歳上/「時代遅れで失言癖があるが……」/黒人有権者の票で圧勝/サンダース撤退/カマラ・ハリスへの高い評価/民主党内左派との折り合い
ANGLE10 大統領選後も米「文化戦争」は激しさを増す
ラストベルト、スノーベルト、サンベルト/新型コロナで失業率が深刻化/福音派に訴える選挙戦略/コロナ選挙/「文化戦争」はエスカレート
ANGLE11 司法軽視のトランプは塀の上を歩く
FBI長官を解任/「お友達」の裁判に介入/フリン補佐官は恩赦/「法の下の平等」を軽視
ANGLE12 米国コロナ敗戦で「Gゼロ」が加速する
バイオテロ演習「ダーク・ウインター」/主要ポストが空席のまま/対策への評価も二極分化/失われるソフトパワー
ANGLE13 米国の対中「対抗的関与パラダイム」は継続する
節目となったペンス演説/パーシャル・ディスエンゲージメント/選挙期間中に悪化した対中イメージ/民主党も対中強硬策を支持
ANGLE14 「中国の核」を抑える方法はあるか
ANGLE15 北朝鮮の核開発は着実に進む
ANGLE16 空気を読まない「インド」の存在感が高まる
ANGLE17 3つの人道危機がアジアで進行する
ANGLE18 シリア、リビアを「ストロングマン」が蹂躙する
ANGLE19 「米大使館移転」で中東和平は遥かに遠のく
ANGLE20 「2回の開戦危機」を経た米・イランの神経戦は続く
おわりに
参考文献
この視点(アングル)抜きに、世界は読めない。世界の力の均衡点はアジアにシフトする。大統領選後も米「文化戦争」は激化する。中国の国際機関支配は止まらない。etc.
米大統領選の混乱は、アメリカの衰退の象徴である。世界は明らかに混沌に向かっており、この流れは不可逆的と言わざるを得ない。「世界の力の均衡点はアジアに移行しつつある」「アメリカ・ファーストは不変である」「中国の国際機関支配は止まらない」「北朝鮮の核開発は着実に進む」「米・イランの神経戦は続く」――。国際情勢分析の第一人者が、20の観点(アングル)から2021年以後の世界を読み解く。

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