多彩な音色と強靭なタッチ、圧倒的なスケール感と緻密な構成力で深い感動へ
ピアノ音楽史上、最も演奏困難な曲として知られ、ベートーヴェンの32曲あるソナタの中で最も長大にして崇高な「ハンマークラヴィーア・ソナタ」。川島の瑞々しい感性がいかんなく発揮され、多彩な音色と強靭なタッチを駆使し、この難曲を圧倒的なスケール感と緻密な構成力で、聴く者を深い感動へと導く。
他に、バッハの「イタリア風協奏曲」、ブラームスの「6つのピアノ曲」を収録。(1/2)
カメラータ・トウキョウ
発売・販売元 提供資料(2021/01/13)
川島基 プロフィール
Der Pianist mit den goldenen Handen"(黄金の手を持つピアニスト)
Westdeutsche Allgemeine Zeitung(西ドイツ新聞)
岡山生まれ。10歳より本格的にピアノと作曲を始める。
東京音楽大学ピアノ演奏家コース特待生入学し、首席で卒業、日本音楽コンクールピアノ部門第3位入賞、同大学大学院首席修了後、ロームミュージックファンデーション奨学生としてドイツ国立ワイマール"フランツ・リスト"音楽大学大学院に留学、更に文化庁新進芸術家海外研修生としてベルリン芸術大学大学院で学びKonzertexamen課程修了、ドイツ国家演奏家資格取得。
数々の国際コンクールに優勝・入賞【第10回シューベルト国際ピアノコンクール(ドイツ・ドルトムント)優勝/スクリャービン国際ピアノコンクール優勝/マルサラ市国際ピアノコンクール最高位(1位なしの2位)/アリシア・デ・ラローチャ国際コンクール第2位/アルトゥール・シュナーベル国際ピアノコンクール第2位/サン・マリノ共和国国際ピアノコンクール第3位/ジュリアーノ・ペカール賞国際ピアノコンクール最高位(1位なしの2位)/ブゾーニ国際ピアノコンクール・ディプロマ賞】
2007年よりドイツ・ベルリンにて演奏家ヴィザを取得、本格的な演奏活動を開始。ヨーロッパ各地でのリサイタルやオーケストラとのコンサート、国際音楽祭など、年間約40公演に及ぶコンサートやリサイタルに出演。また日本でも『ラ・フォル・ジュルネ音楽祭"熱狂の日"』、『ピアニスツ』シリーズ(トッパンホール)などに出演。
2006年にコンクールの副賞として、デビューCD「シューベルト国際ピアノコンクール優勝記念」をドイツで録音しリリース、ヨーロッパの新聞紙上にて絶賛された。また2008年「さすらい人幻想曲」、2011年「火の鳥~バレエ・トランスクリプションズ~」がリリースされた。このほかにもマーティン・スタンツェライトとの《ラフマニノフ&ブリッジ チェロソナタ》、ソプラノ川島幸子との《リヒャルト・シュトラウス&ドヴォルジャーク歌曲集》が、リリースされている。
これまでに、ベルリン交響楽団(Berliner Symphoniker)、ベルリン・ホーエンフェルス交響楽団、ドルトムント管弦楽団、イエナ・フィルハーモニー管弦楽団、ホフ交響楽団、グロッセート交響楽団、ルーマニア国立バカウ交響楽団、広島交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京音楽大学オーケストラ、カレッジオペラハウス管弦楽団、カンマーフィルハーモニーHiroshima、岡山フィルハーモニック管弦楽団と共演。ピアノを、三宅民規、弘中孝、東誠三、野島稔、柳井修、ラザール・ベルマン、E.ラピツカヤ、R.D.アーレンスに師事、マスターコースにて、A.ワイセンベルク、パウル=バドゥラ・スコダに師事。
岡山芸術文化賞グランプリ、マルセン文化賞受賞。2012年3月、約14年に及ぶドイツでの生活にピリオドを打ち、日本に完全帰国。
現在、東京音楽大学ピアノ科准教授。(2/2)
カメラータ・トウキョウ
発売・販売元 提供資料(2021/01/13)