英チャート6位を記録した前作『エヴリ・カントリーズ・サン』から3年半、モグワイのニュー・アルバムが完成。デイヴ・フリッドマンのプロデュースによる10枚目のアルバムがリリース。 (C)RS
JMD(2020/12/16)
英チャート6位を記録した前作『エヴリ・カントリーズ・サン』から3年半、モグワイのニュー・アルバムが完成。デイヴ・フリッドマンのプロデュースによる10枚目のアルバム『アズ・ザ・ラヴ・コンティニューズ』、リリース。
Mogwaiは10枚目のスタジオ・アルバム『As The Love Continues』をRock Action Recordsよりリリースする。アルバムは2020年初頭、プロデューサーのDave Fridmannと共にレコーディングされた。また、Atticus Ross(8曲目「Midnight Flit」)とColin Stetson(9曲目「Pat Stains」)がコントリビューターとしてフィーチャーされている。『As The Love Continues』はバンドのデビュー・シングル「Tuner/Lower」から25年を経た作品となる。
『AsThe Love Continues』は元々、アメリカでレコーディングされる予定だったが、パンデミックの為、そのロケーションはウスターシャーへと変更となった。Mogwaiは10代の頃から計画なしで前進してきており、マスタープランを策定する為の機密のミーティングを持ったりするようなことは一切なかった。そうした状況下、これほどまでに長く続いているバンドはほぼ、存在しない。その背後には10枚のアルバムが存在するが、そのどれもに失望や創造的な過ちは存在しない。あなたの中にはアルバムに期待する何かが存在するかもしれない。しかし、この作品からそれと同じ物を得ることは出来ない。枠を超えた驚きと共に、『As The Love Continues』はMogwaiが平凡からの慰めを提供し、あなたの頭の中にあるどんな映画に対しても最高のサウンドトラックを提供していることを証明している。
Mogwaiは1995年にグラスゴーで結成されたロック・バンドだ。現在のメンバーはStuart Braithwaite(G/Vo)、Barry Burns(G/Piano/Syn/Vo)、Dominic Aitchison(Bass)、Martin Bulloch(Dr)の4人。1997年にデビュー・アルバム『Mogwai Young Team』をリリースし、続く1999年のセカンド・アルバム『Come On Die Young』はUKトップ30ヒットを記録した。2011年の7枚目のアルバム『Hardcore Will Never Die, But You Will』より、バンドはグラスゴーをベースとする自身のインディペンデント・レーベル、Rock Action Recordsより自らのアルバムもリリース。2014年の8枚目のアルバム『Rave Tapes』はUKチャートの10位/スコットランド・チャートの2位を記録。2017年の9枚目のアルバム『Every Country's Sun』はUKチャートの6位/スコットランド・チャートの2位を記録した。
発売・販売元 提供資料(2020/12/09)
3年半ぶりの通算10作目は、その間にサントラ作を挿んだ影響も大きいのか、電子音を採り入れた緻密な音作りが耳を惹く。繊細かつ雄大な音風景にどっぷり浸りたくなる心地良さ。だが、後半の"Midnight Flit"~"Pat Stains"ではポスト・ロックの覇者たる貫禄を突きつけるようなヘヴィーさも遺憾なく発揮。徐々にドラマ性を高めていく曲展開は壮絶で、特に前者では音の渦に飲まれる恍惚感に溺れてしまう。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.447(2021年2月25日発行号)掲載)