クラシック
CDアルバム

一柳慧作品集 I :交響曲「ベルリン連詩」/箏と室内オーケストラのための「始原」:外山雄三指揮/NHK交響楽団/佐藤しのぶ(S)/他

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フォーマット CDアルバム
発売日 2005年11月15日
国内/輸入 国内
レーベルフォンテック
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 FOCD-3126
SKU 4988065031268

構成数 : 1枚

ベルリン連詩~一柳慧作品集I
【曲目】
1. 交響曲「ベルリン連詩」
2. 筝と室内オーケストラの為の協奏曲「始原」
【演奏】
1…外山雄三(指揮)、NHK交響楽団
佐藤しのぶ(S)、種井静夫(T)
2…岩城宏之(指揮)、オーケストラ・アンサンブル金沢
福永千恵子(筝)
【録音】
1…1990年7月4日、サントリーホール
2…1990年9月10日、オーチャードホール

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      (1)交響曲「ベルリン連詩」

      アーティスト: 一柳慧

作品の情報

メイン
アーティスト: 一柳慧外山雄三

商品の紹介

「大岡信氏が主催している国際的な場での連詩や連句のもつ今日的な意義に啓発を受けて作曲。音楽における新しい秩序の問題を考える上で、連詩の独特の構成や精神の在り方が、大きな示唆を与えてくれたからに他ならない。」とその作曲の動機を語る一柳氏は個のオリジナリティと共同作業から生まれる即興性を同一の作品の中に混在させる事を見事に成し遂げている。モチーフやフレーズ、和声を転化し受け継ぎ、それは様々な形で表現され変容していく。
「日本的な対象として捉えるのではなく、あくまでも、西欧を包含した現代の創造の問題として位置づけることを念頭において作曲した」と語る、一柳氏のまぎれもない代表作。
そしてオーケストラ・アンサンブル金沢の委嘱作品「始原」は金沢と伝統、日本人にとってのオリジナリティを問うような作品となっている。箏と室内オーケストラが重なり合いながら密度が高まっていく様は素晴しいものです。
タワーレコード(2009/04/08)

メンバーズレビュー

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音と連詩との相関を問う前に連詩自体の内的連関に就て。大岡氏の呈示は小動物、女性、生物史と自家薬籠中の素材を並列する。フェスパー氏の銃声を婚姻の祝砲に置換した点が承・転の機微。鐘と轟きとで作曲者は音で把捉し直すが、連詩上のロゴスはむしろ断続を示す。ここだ。「音」と「静寂」との対比はもし掘り下げられたらば、非現実の呈示には留まらぬ。不存在への言及が可能かも知れない。もし音ならば?
2005/12/29 村夫子さん
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