混沌としたこの時代に轟くダークでエモーショナルなヘヴィネス。ヘヴィ・ロック・シーンの重鎮バンド、セヴンダストのオリジナル・メンバーであるドラマー、モーガン・ローズの初ソロEPが配信に続き待望のCDリリース!
約25年にも亘り、ヘヴィ・ロック・シーンの重鎮バンド、セヴンダストのオリジナル・メンバー、そしてドラマーとして活躍し続けているモーガン・ローズ。今年10月に新作アルバムをリリースしたばかりのセヴンダストだが、そのリリースに続けて11月27日に配信先行で発売されたのが、本EP『CONTROLLED CHAOS』。モーガン・ローズにとって初のソロEPとなる作品だ。
『CONTROLLED CHAOS』でモーガンは、そのアグレッシヴなドラミングだけでなく、ソングライティングやヴォーカル、プロダクションなどでも自身の手腕を遺憾なく発揮している。2多くの予想不能な出来事に見舞われた、変動の一年だった2020年。思ってもいなかった形で時間が出来たモーガンは、この機会を使って新たなアイディアを模索しようと考えた。バンドメイトのクリント・ローリーをギターに、そしてコリィ・テイラーやプロング等で活躍するジェイソン・クリストファーをベースに迎え、彼はわずか10日足らずでカリフォルニア州、カルヴァー・シティにあるスタジオ、The Lairで本作に収録される6曲を完成させた。楽曲はいずれもモーガンとクリントの共作となる。
EPからは先行シングルとして、ヘヴィなギターリフとビートが作り出す壮大な「The Answer」とピアノが陰鬱なトーンを作り出すダークなスローナンバー「Exhale」がリリースされている。セヴンダストではアンクリーンなヴォーカルを聴かせているモーガンだが、本EPではキーボードとストリングスのサウンドをバックにエモーショナルなヴォーカルを聴かせてもいる。もちろん、セヴンダストを彷彿とさせる重厚なギター、聴くものを鼓舞するようなリズム、メロディアスでありながら叫ぶようなヴォーカルが混然一体となったアグレッシヴなヘヴィ・ロック・ナンバーも健在だ。
この混沌とした時代に生み出された、ダークでエモーショナル、そしてヘヴィな1枚。ヘヴィ・ロック・シーンの重鎮が今自分を取り巻く困難を乗り越え、果敢に新たなアイディアやサウンドに取り組んだ作品、それが『CONTROLLED CHAOS』なのだ。映画『JOKER』をどことなく思い起こさせるダーク・ヒーロー然したモーガンのヴィジュアルが強烈なインパクトを与えるアートワークとミュージック・ビデオも含めて全ヘヴィ・ロック・ファン要注目のEPとなるだろう。
発売・販売元 提供資料(2020/12/11)