英国ブルース・ロックの巨人が遺した音楽は、これからも世界を照らし続ける…。 2020年2月、フリートウッド・マックの創立メンバーであるミック・フリートウッドが指揮を執り、豪華オールスター・キャストと共に盟友ピーター・グリーンの創り出した音楽とフリートウッド・マック黎明期を祝福したスペシャルな祭典の模様をパッケージ化した、ライヴ作品が遂に登場する! こちらはコンサートの模様を音と映像で堪能できる、2枚組CD+Blu-Rayディスクをコンパイルしたメディアブック・エディション!
「このコンサートは、私たちがすべてを始めた初期のブルースの時代を祝うものだ。ピーター・グリーンと初期のフリートウッド・マックが音楽の世界に与えた深い影響を再認識することが重要なテーマだったんだ。ピーターは私の最大の師匠であり、彼の信じられない才能に敬意を表することができたことは、私にとって大きな喜びなんだ。ピーターが長年にわたってインスピレーションを与えてきた多くのアーティストたちとステージを共有できたことを、非常に光栄に思っている。参加してくれたアーティスト全員が、ピーターという注目すべきミュージシャンへの大きなリスペクトを共有してくれたのだから。さあ、演奏し続けようか(Then Play On)…」 ─ ミック・フリートウッド
イギリスでCOVID 19の最初の症例が発見されるわずか数日前となる2020年2月25日、進行中のパンデミックが現代社会の停止を必要としていた中、非常に特別なコンサートがロンドンの伝説的な会場、パラディアムで開催された。それが、英国ブルース・ロックの草分け的存在として称され、フリートウッド・マックの創立メンバーとしても知られるピーター・グリーン、そして初期フリートウッド・マックが世界の音楽に及ぼした多大なる影響に敬意を表すべく、盟友であり同じくフリートウッド・マックの創立メンバーであるミック・フリートウッドが指揮を執った、『MICK FLEETWOOD AND FRIENDS CELEBRATE THE MUSIC OF PETER GREEN AND THE EARLY YEARS OF FLEETWOOD MAC』という豪華祭典だ。
ソールド・アウトとなったこのライヴに集まった観客は、その豪華なラインナップが集結しためくるめくパフォーマンスというとてつもなくスペシャルなものを目の当たりにしたのだ。加えて、それから約5か月後となる2020年7月にピーター・グリーンが不幸にもこの世を去ってしまうという悲しい出来事があったため、この夜はさらに切実な意味を持つものとなったと言えるだろう。
この祝福されたパフォーマンスの模様をパッケージにした作品が、遂に発売されることとなった。この『MICK FLEETWOOD AND FRIENDS CELEBRATES THE MUSIC OF PETER GREEN AND THE EARLY YEARS OF FLEETWOOD MAC』は、奇跡のパフォーマンスの音源を4枚のアナログと2枚のCDに収録し、そこに豪華なパフォーマンスの映像を収録したBLU-RAYをコンパイルしたスーパー・デラックス・エディション・ボックス・セット、そして2CDとBLU-RAYをコンパイルしたメディアブック・エディション、そして4枚組アナログ盤という3形態でのリリースとなる。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2020/11/27)
集まったプレイヤーはまさにオールスター・キャストと呼ぶにふさわしいアーティスト達ばかりで、その夜に参加していたミュージシャンは、それぞれにとって深い意味のある、いわば宇宙的なつながりすら感じさせる楽曲を次々と披露していった。ここで披露される音楽は、彼らの人生を変え、演奏する気にさせ、今ではとても有名なバンドを結成するきっかけとなったもので、ピーターが創り上げた音楽は、今もなお彼らの心を揺さぶり続けている。世界的なパンデミックという、歴史的に暗く、人類の歴史の中で心を痛める瞬間が訪れようとしているその夜に、ピーター・グリーンの音楽、そして初期フリートウッド・マックのサウンドは、栄光の光に包まれることとなったのだ。
伝説のプロデューサー、グリン・ジョンズがエグゼクティヴ・サウンド・プロデューサーとして参加したこの豪華祭典は、ミック・フリートウッドを中心に、デイヴ・ブロンズ、ジョニー・ラング、アンディ・フェアウェザー・ロー、リッキー・ピーターソン、リック・ヴィトーというラインナップがいわゆるハウス・バンドとして全楽曲を披露、楽曲によってゲスト・アーティストを迎えながらこの夢のようなコンサートは進行していった。その豪華ゲスト・アーティストは、ニール・フィン、ノエル・ギャラガー、ビリー・ギボンズ、デヴィッド・ギルモア、カーク・ハメット、ジョン・メイオール、クリスティン・マクヴィー、ジェレミー・スペンサー、ザック・スターキー、ピート・タウンゼンド、スティーヴン・タイラー、ビル・ワイマンという、錚々たるメンバーばかりだ。
この2CD+BLU-RAYメディアブック・エディションには、全20Pのブックレットが同梱されており、ライナーノーツやイベント時の写真などが掲載されている。
●コンサートの音源を収録した4枚組アナログLP
●コンサートの音源を収録した2枚組CD
●コンサート映像を収録したBlu-Rayディスク(2/2)
発売・販売元 提供資料(2020/11/27)
Peter Green, the leading light of the earliest incarnation of Fleetwood Mac, died on July 25, 2020, just five months after his friend and bandmate Mick Fleetwood held a star-studded tribute concert to the legendary guitarist. Fleetwood held his celebration just in time: days after this February 25, 2020 show, the global concert industry shut down in the face of the COVID-19 pandemic. Large-scale concerts like this were a rarity in 2020 and 2021, so its nice that Fleetwood was able to give Green the kind of party he deserved, especially while he was still alive. As a recorded document, Celebrate the Music of Peter Green does stand on its own, even if the backstory may be needed in order to fully appreciate the music. Often, this lengthy album features straight-ahead covers of old blues songs -- versions that are performed with aplomb and passion yet dont offer much in the way of new arrangements. The record tends to be more compelling when it touches upon the outer edges of Greens music, as when Billy Gibbons and Kirk Hammett pummel The Green Manalishi (With the Two Prong Crown), or when Pete Townshend eases into Station Man, or when David Gilmour glides through Albatross. These are the moments that make this record something a bit more than a very good blues-rock album and into a fitting tribute to a visionary guitarist. ~ Stephen Thomas Erlewine
Rovi