『American Idol』出身のシンガーであるジェイムズ・ダービンによるヘヴィ・メタル・プロジェクト、ダービンのデビュー・アルバム。 (C)RS
JMD(2020/12/10)
『American Idol』出身のシンガーであるジェイムズ・ダービンによるヘヴィ・メタル・プロジェクト、ダービンのデビュー・アルバム。
1989年生まれ。2011年の『American Idol』第10シーズンに出場しTop4まで残ったことで、一躍ジェイムズ・ダービンの名前は全米に知れ渡る。番組ではアメリカン・ロックやポップス、ブルースの名曲を中心に歌っていたが、個人的に選曲ができる回ではジューダス・プリーストの曲を選ぶなど、王道のヘヴィ・メタルを好んでいたことで知られた。著名なソングライターであるマーティ・フレドリクセンや、モトリー・クルーやハードコア・スーパースターのメンバーらと楽曲を共作し、ヘイルストームやシンプル・プラン、サンタナ、フーバスタンク等多くの名作を手がけたハワード・ベンソンがプロデュースし、全米36位を記録したデビュー・ソロ・アルバム『メモリーズ・オブ・ア・ビューティフル・ディザスター』(2011年)を皮切りにこれまでに5枚のソロ・アルバムを発表。2017年~2019年にはL.A.メタルの大御所でもあるクワイエット・ライオットに加入し、2枚のアルバムに参加している。
ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードやエアロスミスのスティーヴン・タイラー、モトリー・クルーのミック・マーズといった大物アーティストがジェイムズ・ダービンの歌唱を絶賛。また、クワイエット・ライオットの作品でもそのヴォーカルは高く評価され、力強いハイトーンをはじめ、ヘヴィ・メタルを歌うのにぴったりな強靭な歌唱力を持つ。
音楽的には1980年代のジューダス・プリースト、ディオ、ブラック・サバス等から影響を受けた、まさに王道のヘヴィ・メタル。こういう作品に心酔していることがわかる説得力抜群のハイ・クオリティな楽曲が並ぶ。
現在もソロやTHE LOST BOYSといったバンドで活動しているが、本作はジェイムズが好きなジューダス・プリーストやディオといった王道のヘヴィ・メタルに真正面から取り組んだ作品であり、ソロ名義ではなく、ダービンというバンド名での作品となる。2020年の春頃から自身のFacebook上で#DURBINMETALというハッシュタグを作り、そういった作品を制作中であることを公表していた。
発売・販売元 提供資料(2020/11/26)