| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2020年12月14日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | スタイルノート |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784799801895 |
| ページ数 | 320 |
| 判型 | 四六 |
構成数 : 1枚
第1部(1924-1928年)
第2部(1932-1938年)
第3部(1950-1956年)
第4部(1965-1975年)
ターレクへ
エジプトで没後も絶大な人気を誇る希代の歌手、ウンム・クルスームの物語。アラブを代表する大歌手として現地CDショップには今でも大量のCDが並ぶ。多くの著名なアーティストにも絶大な影響を及ぼした人生を描いた小説。
この本は、フランスで刊行された『ウンム(OUM)』(仏語本)の全訳。書名のウンムとは、ウンム・クルスーム(1904?-75)のことで、彼女はエジプトが生んだ希代の名歌手であり、いまだにCDショップや書店にはライブCDが大量に並んでいるという。本書は、ウンム・クルスームと同時代を生きた、やはり著名なエジプトの詩人のアフマド・ラーミー(1892-1981)の口を借りて、彼自身の生涯と重ね合わせながら、ウンム・クルスームの一生を、一人称で縦横に克明に語りつくした小説である。ウンムはその生前から、「オリエントの星」「アラブの歌姫」「ナイルのナイチンゲール」「黄金ののど」「五色の声をもつ歌手」などと称され、さまざまの最高の形容でもてはやされてきた。そればかりか、没後もアラブ世界で、レジェンドの地位をほしいままにしており、彼女の歌は、いまもなお聴衆の心に、ふかく、やさしく、新鮮に息づいている。事実、ウンム・クルスームの歌は、エジプトでは今日ですら、ラジオの音楽番組の定番となっており、おびただしい量のライブCDが、現地書店や楽器店の棚をかざっていて、その人気は一向におとろえる気配すらない。著者ナスィーブは、1946年ベイルート生まれで、1969年以降今日まで、パリを中心に活動するパレスチナ問題に詳しいジャーナリスト。そのかたわら、小説も書いている。

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