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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2020年11月18日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 新潮社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784106108846 |
構成数 : 1枚
はじめに
第一章 文明開化と西欧音楽
文明開化がやってきた!/日本で最初の革命歌/明治になって初めて生まれた「音楽」/「時」に縛られる生活のはじまり/軍事制度としての西欧音楽/靴、洋服、絵画も……/教育としての西欧音楽の導入/「音楽」は欠けていた南蛮文化/最初に目指したのは「和洋折衷」/国楽創生と唱歌教育/音楽教育方針の転換――芸術音楽の移植/日本の「モデル」がドイツになるまで/ドイツ協会と大日本帝国憲法の公布/「君が代」もお雇いドイツ人の作品
第二章 ベートーヴェン明治のニッポンに上陸!
日本初のベートーヴェン演奏会/浮世絵師が描いたヴァイオリン/日本で最初の「演奏会」/フランス海軍士官が見た鹿鳴館時代/あっという間に終わった鹿鳴館時代/「ビートーベン氏シンフオニー」日本初演/葉巻をくわえた外国人音楽家、奮闘す/新米外国人教師の月給は小学校教師の四十倍!/オペラアリアに大爆笑?/明治時代の奇妙なオーケストラ/日比谷公園音楽堂での軍楽隊定期演奏会/映画館のオーケストラから百貨店の少年音楽隊まで
第三章 明治・大正期のベートーヴェン演奏家たち
女性たちが切り拓いた日本のクラシック音楽/日本人初の海外音楽留学生がウィーンで聴いた『運命』/幸田延『滞欧日記』にみる卓越した音楽性/「上野の西太后」の辞職/「ベートーヴェン精神」を体現した紀尾井町の自宅/悲劇の女性ピアニスト・久野久/ウィーンに死す/横浜で誕生した日本最初のベートーヴェン協会/ベートーヴェン生誕百五十年祭/ドイツ音楽万能主義の形成
第四章 活字で音楽に熱中した人々
明治のクラシック音楽演奏会/明治に突如巻き起こったワーグナーブーム/ドイツ思想としてのクラシック音楽/明治期の音楽雑誌に登場するベートーヴェン/西欧音楽やオペラに目覚めた文豪たち/荷風の明治文明批判/ドビュッシーに日本を聴いた島崎藤村
第五章 蓄音機とラジオと「月光の曲」
戦争に始まり、大震災に終わる/レコードを渇望した日本人/「蓄音機」は「蘇言機」だった?/レコードの誕生/レコードとクラシック音楽/蓄音機が奏でるベートーヴェン/ベートーヴェンを目標とした宮沢賢治/ラジオの本放送初日に演奏された『運命』/大正ニッポンを魅了した「月光の曲」
第六章 文章に書かれたベートーヴェン
脳ミソで聴くベートーヴェン/大正デモクラシーと教養/日本最初の「ベートーヴェン伝」/大田黒元雄の画期的評伝/日本人がはじめて書いたベートーヴェン伝/「ドイツはベートーヴェンの国である」/新城和一の『ベートーヴェン断想』/ビートーブヱン、ベートヴヱン、ベートホーフェン……/大正時代のクラシック音楽家と聴衆の成長
第七章 シンフォニック・オーケストラの誕生
オーケストラ時代の幕開け/なぜ日露混成オーケストラが実現したのか/山田耕筰のオーケストラ構想/ベートーヴェンに心酔していた近衛秀麿/精神科医が持っていた楽譜/最初は手を組むも、袂を分かった近衛と山田/大正天皇の喪明けに重なったベートーヴェン百年祭
第八章 ベートーヴェン百年祭の熱狂
第九章 『第九』が日本人の魂になった日
おわりに
資料年表 主要参考文献
なんで「第九」が年末の風物詩になったのだ? クラシック音楽が「異物」から「教養」に変容する姿を描いた発見と興奮の文化論。
幕末から明治にかけての日本人には「耳障り」だったクラシック音楽は、「軍事制度」の一環として社会に浸透し、ドイツ教養主義の風潮とともに「文化」として根付いていった。そして日本は、ベートーヴェンが「楽聖」となり、世界のどこよりも「第九」が演奏される国となっていく――。明治・大正のクラシック音楽受容の進展を描きながら、西欧文明と出会った日本の「文化的変容」を描き出す。

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