60年代NYフォーク・リバイバルで活躍し多大なる影響を与えたブルース&ラグタイム・ギターの達人、レヴァランド・ゲイリー・デイヴィスのコレクターズ音源集。弟子の一人でアコースティック・ギターの名手、アーニー・ホーキンスが1968年と1970年に彼のピッツバーグにあるアパートで録音した貴重な音源だ。
リラックスした雰囲気で録音された音源には10~20分にまで及ぶ演奏も多数収録されており、デイヴィスの熱いエモーションを感じることができる。各曲の詳細を記載した37ページPDFブックレットも収録。
ゲイリー・デイヴィスは、1896年サウス・カロライナ州ローレンス生まれ。生後間もなく失明。5才でハーモニカ、6才でバンジョー、7才の時にはギターを弾くようになる。15才頃から、サウス・カロライナのグリーンヴィルでウィリー・ウォーカーの影響を受け、一緒にストリング・バンドでプレイしギターの腕に磨きをかけた。1920年代にはブラインド・ゲイリー・デイヴィスとしてノース・カロライナ州などで演奏するようになる。初録音は1935年のブラインド・ボーイ・フラーとのレコーディング・セッション。1937年にレヴァランド・ゲイリー・デイヴィスに改名し、宗教歌だけを歌うようになる。1944年にニューヨークに移り、ハーレムの路上で演奏。説教をしては、ゴスペルを歌っていた。60年代のフォーク・リバイバルで、再発見という形で注目され、ようやく経済的にも報われるようになる。その後、多くの録音を残し、1972年5月5日、ニュージャージー州ハモントンにて死去。死の直前まで演奏活動を続けた。独特の2フィンガー・ピッキングで信じがたいベース・ランをプレイし、独自の奏法を築き上げた、まさに真のギターの達人。
発売・販売元 提供資料(2022/08/29)
60年代NYフォーク・リバイバルで活躍し多大なる影響を与えたブルース&ラグタイム・ギターの達人、レヴァランド・ゲイリー・デイヴィスのコレクターズ音源集。弟子の一人でアコースティック・ギターの名手、アーニー・ホーキンスが1968年と1970年に彼のピッツバーグにあるアパートで録音した貴重な音源だ。リラックスした雰囲気で録音された音源には10~20分にまで及ぶ演奏も多数収録されており、デイヴィスの熱いエモーションを感じることができる。 (C)RS
JMD(2020/11/11)