パリ国立高等音楽院サクソフォンクラスを一等賞にて卒業、2010年「Sプロジェクト」を自ら立ち上げ精力的に活動を展開するサクソフォーン奏者の白井奈緒美。10周年を迎えた今年、白井の初となる記念すべきアルバムがCRYSTONレーベルよりリリースとなります。アルバムには白井が委嘱し初演を行った、酒井健治の「イニシャルS」と「霞の中で」、藤倉大の「Dash」をはじめ、白井がこれまでの活動の集大成として伝えたい想いの詰まったアルバムとなりました。エネルギーに満ち溢れたサクソフォンの魅力をお楽しみください。 (C)RS
JMD(2020/11/07)
「Sプロジェクト」10周年記念
白井奈緒美の集大成
パリ国立高等音楽院サクソフォンクラスを一等賞にて卒業、2010年「Sプロジェクト」を自ら立ち上げ精力的に活動を展開するサクソフォーン奏者の白井奈緒美。10周年を迎えた今年、白井の初となる記念すべきアルバムがCRYSTONレーベルよりリリースとなります。アルバムには白井が委嘱し初演を行った、酒井健治の「イニシャルS」と「霞の中で」、藤倉大の「Dash」をはじめ、白井がこれまでの活動の集大成として伝えたい想いの詰まったアルバムとなりました。エネルギーに満ち溢れたサクソフォンの魅力をお楽しみください。
白井奈緒美(サクソフォン)
香川県生まれ。高松第一高等学校音楽科、くらしき作陽大学音楽学部音楽学科、パリ国立高等音楽院サクソフォン科一等賞にて卒業。卒業時にメイヤー賞受賞。同音楽院在学中フランスをはじめ、オランダ、スロベニア、中国などにてコンサートに出演。
(公財)よんでん文化振興財団海外留学奨学生。第4回アドルフ・サックス国際コンクールセミファイナリスト。パリ・ローレア国立管弦楽団サクソフォンソリストを務め、08年帰国。
ドイツにてK・シュトックハウゼンコンサートに08、09、10、13年と出演し全年演奏家賞受賞。以来、シュトックハウゼンのパイオニアとして、東京大学日本音楽学会主催コンサートに出演、タイのバンコクで行われた第15回ワールドサクソフォンコングレスで初演曲独奏し好評を得る。09年帰国初リサイタルを開催し好評を得、香川を拠点に活動開始。10年香川県文化芸術新人賞受賞。
Sプロジェクトを立ち上げ、2回目のリサイタルにて、酒井健治委嘱作品「イニシャルS」を初演。11年7月にSプロジェクトコンサート「うた」香川公演が四国初、サントリー芸術財団推薦コンサートに選ばれる。
12、13、14、15年日本クラッシック音楽協会より優秀指導者賞受賞。13年第10回現代音楽演奏家コンクール競楽X入賞。これまでサクソフォンを故古庄孝行、横田糸子、冨岡和男、長瀬敏和、大城正司、エルワン・ファガン、ジャン=イヴ・フルモー、ジャン=イヴ・シュバリエ、クロード・ドラングル、クリストフ・ボア、アルノー・ボーンカンプ、マルコス・ヴァイスなどの各氏に、室内楽をジェンツ・マックマナマ(ホルン)、ミッシェル・モラゲス(フルート)、ダビット・ワルター(オーボエ)各氏に師事。
現在、SPJサクソフォン講師、瀬戸フィルハーモニー交響楽団サクソフォン奏者、日本サクソフォン協会A会員、日仏現代音楽協会会員、Sプロジェクト主宰。2020年7月7日発売松平頼暁先生のCD「声楽作品集」に参加。
オクタヴィア・レコード
発売・販売元 提供資料(2020/11/02)