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在庫あり| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2020年11月20日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Altus |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | ALT445 |
| SKU | 4543638004454 |
構成数 : 1枚
【曲目】
ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 第1幕への前奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
シベリウス:悲しきワルツ Op.44, No.1
ワーグナー:歌劇『ローエングリン』から第3幕への序奏(前奏曲)
【演奏】
マリス・ヤンソンス(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
【録音】
ライヴ録音
1989年10月25日
オーチャードホール

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《幻想交響曲》は、やはりヴァイオリン両翼配置でやると2倍3倍に楽しめる。弦の掛け合いや揺れから、「阿片中毒に陥った青年芸術家」の心情や「固定楽想」の移ろいがよく分かるのだ。
このことは最近ではグザヴィエ・ロトも証明済だが、ここでのヤンソンスの演奏は「狂気」の面で一日の長がある。
勿論「狂気」のみを取るのならば、ミュンシュの1967年のライヴ盤にトドメを刺すだろうが、ヤンソンスも健闘している。なにより、ムラヴィンスキーからテミルカーノフへの移行期のレニングラード・フィルの音が良い。ひんやりと透明感のある弦、骨太の木管、切り裂くような金管、鉄槌のような打楽器、これらが、「狂気」を見事に表現している。
《マイスタージンガー》や《悲しきワルツ》も両翼配置の面目躍如たるものがある。対位法が見事に解されたり、死神と乙女の立ち位置がよく分かったりする。
音質もよく、拍手付きでライヴの臨場感もある。文句なしの星5つ!