| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2020年10月28日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 新潮社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 文庫 |
| SKU | 9784101283838 |
構成数 : 1枚
はじめに
序章 働かなければ学べない
高校生が抱える悩み/『ワーキングプア』から10年/子どもの貧困が本格化している/日本の子どもが危ない/「高校生」が分水嶺になる理由/「いつまでも中流だと思いたい」団塊ジュニアの悲哀
第一章 家計のために働く高校生たち
「働くのは当たり前」/大黒柱になった女子高生/彼女が働く理由/「高校生ワーキングプア」のリアルな一日/自慢のお姉ちゃん/事故に遭う/それでも「家族を守りたい」/進学――夢への第一歩
第二章 奨学金という"借金"を背負って進学する高校生たち
高校で開かれる奨学金の説明会/生徒の6割が奨学金を申し込む/「奨学金は借金です」/2人に1人が奨学金を借りる時代/高卒求人の激減/奨学金に頼るしかない/手続きで浮かんできた「見えない貧困」/ある女子生徒との出会い/母親との顔合わせ/日本学生支援機構の奨学金/「奨学金が返せない」非正規労働で働く若者たち/奨学金=借金800万円を背負う/教師になるために努力した3年間/親には相談できない/入学金が払えない?/労働金庫(ろうきん)での申し込み/進学費用はどこに頼る?/給付型奨学金が導入されても……/国の教育ローン/子どもの将来のために/奨学金返済で結婚や出産ができない/母親から届いたメール/大学に合格
第三章 アルバイトで家計を支える高校生たち
普通に見える高校生が……/生活費のために働く高校生が51%/お金がないと友達と遊べない/「働くことが多くてしんどい」/アルバイトで成績が下がった/高校生の「生活困窮」に気づかない教師たち/働き方をどう教えるのか――ある高校の模索から/貧困の再生産を繰り返させないために/ぶり奨学金とは?/奨学金返済支援プログラム
第四章 「子どもの貧困」最前線を追う
子どもたちの「見えない貧困」/ある親子との出会い/貧困を見せないようにする/もらいものに囲まれた生活/今の生活から抜け出せない/足りないものは何ですか?/人とのつながりが与えてくれたもの/見ようとしないと「見えない」/子どもの貧困がもたらす心への影響/社会的損失40兆円の衝撃/「頑張らない自分のせい」=自己責任論/スマートフォンがライフライン/社会的な経験の欠如/大人にさせられた子どもたち/教育の機会の欠如/「高校生ワーキングプア」を支えたい――ある予備校の試み/子どもを守りたい親たちの苦しみ
第五章 「見えない貧困」を可視化する
貧困を可視化する大阪府の実態調査/困窮度を4段階に分類/子どもたちの剥奪指標/3つの欠如/調査から見えてきた「ひとり親家庭」の厳しさ/「困窮度I」(=相対的貧困)の家族の暮らし/家事は子どもの仕事/物的資源の欠如とは/新しい衣服や靴が買えない/人とのつながりの欠如/ヒューマン・キャピタルの欠如/対策はどう進めるのか?/「お母さんが好きだから」/子どもたちの声を潰さない社会に
おわりに
解説 荻上チキ
進学費用も生活費も、親には頼れない。「働かなければ学べない」隠れた貧困層のSOS。
「弟や妹には、普通の暮らしをさせたいんです」「もう嫌や。金、降ってこーい」スマホを持つ一見普通の高校生が、親に代わって毎日家事をこなす。家計を支えるためにダブルワークをする。進学費用として奨学金という借金を背負う。彼らのSOSはなぜ見過ごされてしまうのか?
働かなければ学べない高校生の声を集め、この国の隠れた貧困層の実態を浮かび上がらせた切実なルポルタージュ。

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