テキサスのバンドという誇りを持ち、重責を担うデスメタルバンド=FROZEN SOUL(フローズン・ソウル) デスメタルの可能性を拡げる注目のデビュー・アルバム『Crypt of Ice』
2018年にテキサス州ダラスで結成、多くのデスメタル・ファンが待ち望んでいたFROZEN SOULのデビューアルバムがCentury Media Recordsからリリースとなる。END TIMESというハードコア・バンドに在籍していたChad Greenは、自身が作るリフはデスメタル、スラッシュメタル直系のものだということを感じていた。そんなある日、「Hand Of Vengeance」を書きあげたことで、デスメタルのルーツに敬意をもつ音楽をプレイしたいという熱意が加速し、新たなバンドをはじめる決心をした。FROZEN SOULから放たれる暴虐、孤立、そして苦しみのサウンドは、デスメタル界の巨人たち(OBITUARY、MORTICIAN、BOLT THROWER)を彷彿させ、USアンダーグラウンド・シーンに大きな衝撃を与える。そして、2019年初頭にリリースされた4曲収録のデモ『Encased in Ice』は、数々のメディアから高い評価を受け、初のリリース作品でありながら成功への大きな第一歩を踏み出すきっかけとなる。デモによってテキサスのシーン以外にも名が知られるようになったバンドは、州を飛び出してツアーを行うと各地で絶賛を浴び、瞬く間にCentury Media Recordsと契約を交わすこととなった。
「キッズの頃から憧れていた多くのバンドが所属しているレーベルからコンタクトをもらったときは、うれしすぎてチビりかけたよ(笑)。錚々たるバンドたちのリストにFROZEN SOULの名が加えられることは光栄だし誇りにおもっている。」(Chad Green) 研ぎ澄まされたリフ、豊富なフックが次々と繰り出される全10曲を収めた『Crypt of Ice』には、バンドにとって重要なピースである「Hand Of Vengeance」をはじめ、デモ作品から3曲が再録音収録されている。過去のリリース作品と一線を画すインパクトのあるサウンドを手がけたのは、POWER TRIPやCREEPING DEATHの作品にも関わっている元メンバーのDaniel Schmuck。さらにJack Controlのマスタリングによって強靭かつクリアな音像が構築された。今作の方向性を導いてくれたというファースト・シングル「Crypt Of Ice」を2020年9月に発表、翌月には作品の中でも特に耳に残る印象的な展開を持つ「Encased In Ice」をリリースし、さらにアップデートされたバンドのサウンドをファンに知らしめた。
PANTERA、POWERTRIP、UPON A BURNING BODY、SONS OF TEXASをはじめ、彼らの故郷のバンドには"ヘヴィネス"という血が脈々と流れている。
「テキサスで育ったというだけで、偉大なメタル、パンク、ハードコア・バンドたちの後継者として重責を担うことになる。だから、この地には素晴らしいバンドがたくさん存在しているんだ。」(Chad Green)
デスメタルの過去を受け止め、未来へと前進していく覚悟が伝わる『Crypt of Ice』は2021年にリリースされる作品の中でも、避けては通れないアルバムだ。
発売・販売元 提供資料(2020/12/04)