30年以上に渡りモーターヘッドを支えて来たギタリスト、フィル・キャンベルが息子たちと結成したバンド、フィル・キャンベル・アンド・ザ・バスタード・サンズのセカンド・アルバムが登場。
モーターヘッドの世界観を継承しつつ、ブルースやストーナーも取り入れた骨太のロックンロールを聴けば、誰もが頭を振りたくなるに違いない!
30年以上モーターヘッドを支えて来たギタリスト、フィル・キャンベルについて、多くの説明は必要ないだろう。15年、レミーの逝去に伴い、惜しまれながらモーターヘッドは解散。フィルはロブ・ハルフォードやディー・スナイダーをゲストに迎えたソロアルバムの制作に勤しむ一方、3人の息子たちとともに、フィル・キャンベルズ・オール・スター・バンドを結成。16年にはドイツの巨大フェスティヴァル、ヴァッケン・オープン・エアーに出演し、モーターヘッドの名曲の数々を披露してみせた。その後フィル・キャンベル・アンド・ザ・バスタード・サンズに改名。16年にバンド名を冠したEPをリリースすると、ドイツの大手レーベル、ニュークリア・ブラストと契約を果たす。18年にリリースしたデビュー・アルバム、『ジ・エイジ・オブ・アブサーディティー』は、基本的にモーターヘッドのスタイルを受け継いだ内容(中にはモロにモーターヘッド風味のものもあり)であり、モーターヘッド・ロスに襲われていたファンたちにとって救いの光となるものであった。
そしてこの度、セカンド・アルバム、『ウィーアー・ザ・バスターズ』がリリースとなる。これ以外に候補はなかったというアルバム・タイトルからして力強い本作。ここに収録されている楽曲は、ファースト・アルバムよりも多少バラエティに富んだものになっている。いかにもモーターヘッドっぽいものばかりだけでなく、ブルース色が強いもの、さらにはストーナーっぽいものまでもが聴ける。しかし、いずれもバックボーンにあるのは強力なロックンロール。実にフィル・キャンベルらしいギター・プレイも満載で、これを聴けば誰もが頭を振りたくなること請け合いだ。ロックとは本来こういうものである。
発売・販売元 提供資料(2020/10/28)
30年以上に渡りモーターヘッドを支えて来たギタリスト、フィル・キャンベルが息子たちと結成したバンド、フィル・キャンベル・アンド・ザ・バスタード・サンズのセカンド・アルバムが登場。モーターヘッドの世界観を継承しつつ、ブルースやストーナーも取り入れた骨太のロックンロールを聴けば、誰もが頭を振りたくなるに違いない! (C)RS
JMD(2020/10/20)