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僕が「PCR」原理主義に反対する理由 幻想と欲望のコロナウイルス

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フォーマット 書籍
発売日 2020年12月07日
国内/輸入 国内
出版社集英社インターナショナル
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784797680614

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

なぜ、ノーベル賞科学者でさえも「コロナウイルス」が分からないのか?
その理由は日本人独特の「検査至上主義」にあった!

◇第2波、第3波と押し寄せてくるコロナウイルス
◇この21世紀最大の危機に対して、さまざまな学者や研究者たちが発言している
◇しかし、これら「非専門家」たちの意見や予測は、ことごとくと言っていいほど、間違っているのが現状!
◇なぜ、ノーベル賞級の科学者や、最新統計理論などを駆使した予測は外れるのか?
◇それは、第一に「医学」への無理解、第二に「検査原理主義」にある
◇人間の体は宇宙よりも謎に満ちていて、素粒子よりも捉えがたい。そのことを知らないで、「机上の空論」で導きだされた論理が間違うのは当然なのだ
◇医療とは検査のみにあらず。その検査結果を活かすも殺すも医師次第
◇しかるに日本人ほど「検査信仰」「最先端技術信仰」の強い国民はいない
◇病人を治すのは、あくまでも医者。検査はその補助ツールにすぎない
◇このまま検査原理主義を続けていくのは、日本医療の崩壊をもたらす!

【内容の一部より】
僕が感染症科医になったわけ
「日本一、ハードな病院」で武者修行
ニューヨークで知った最前線の医療現場
感染症医は世界のどこでも仕事ができる
一時帰国した日本での「失望」
今度は北京でSARSと戦う
なぜ日本の感染症医療は世界から取り残されたのか
人が足りない、モノも足りない、システムがない

あらゆる「検査」は間違える
ベイズ確率が教える「全員検査」論の過ち
陰性/陽性の境界線
患者さんの話を聞くことの重要性
「事前確率」を高めることが検査の価値を高くする
間違えるのは当然。大事なのは「マシに間違えること」
ウイルスを見ているだけでは何も分からない

リスク回避には優先順位がある
引き算の発想で対処する
僕のツイートが炎上した理由
マスクの効果は状況によって変わる
「ゲート」はゆっくり開かなくてはならない
なぜ僕は「絶対に頑張るな」と言いつづけるのか

ウイルスとは哲学的な存在である
「物自体」に人間は触れることはできない
言葉が「物事の本質」を隠してしまう理由
「ワクチン開発ですべてが解決」というわけではない
「死」と向き合う時代の始まり

作品の情報

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著者: 岩田健太郎

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