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オリヴィエ・メシアンの教室 作曲家は何を教え、弟子たちは何を学んだのか

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フォーマット 書籍
発売日 2020年11月16日
国内/輸入 国内
出版社アルテスパブリッシング
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784865592054
ページ数 744
判型 A5

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

この部屋から、20世紀音楽が生まれた──
古色蒼然たる音楽院の一室で、彼は何を語ったのか。
証言と回想から「伝説のクラス」の全貌が蘇る!

ブーレーズ、シュトックハウゼン、クセナキス、アンリ、ミュライユ、グリゼー、ベロフ……綺羅星のごとき教え子たちを前に、古色蒼然たる音楽院の一室で、彼は何を語ったのか──
証言と回想から「伝説のクラス」の全貌が蘇る!

20世紀最大の作曲家のひとりであるオリヴィエ・メシアン(1908-1992)は、類い稀なる教育者でもあり、その教室からはブーレーズ、シュトックハウゼン、クセナキスなど、その後師とともに20世紀音楽を担う綺羅星のごとき大作曲家たちが巣立っていった。
本書は、メシアンが戦時下の1941年──あの《時の終わりのための四重奏曲》を作曲した収容所から解放されたのち──、パリ国立高等音楽院に着任してから、およそ半世紀にわたって力を注いだ音楽教育の全貌を、弟子たちの証言にもとづいて初めて明らかにするとともに、彼らが師にいかに傾倒し、その教えを継承し、あるいは反撥しながら20世紀音楽を切り拓いていったかを跡づける音楽ドキュメンタリーの傑作である。
メシアン自身の音楽観だけでなく、中世・ルネサンス期の音楽からバッハ、ベートーヴェン、ワーグナー、ショパン、ドビュッシー、そしてストラヴィンスキーにいたる過去の音楽を、彼がいかに評価し論じたかを知ることのできる貴重なドキュメントともなっている。

1940年代の末からその音楽が世界各地で演奏されてきた作曲家が、モーツァルトの音楽や鳥の歌ひとつに文字どおりひれ伏している、その姿を一目見るだけで、どれほど悲観的な人であっても、芸術に対する揺るぎない信頼と芸術のもつ力を確信せざるをえない。
(本書「終章」より)

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フィーチャードアーティスト: オリヴィエ・メシアン

商品の紹介

音楽は一つではない。それぞれの音楽がある。耳の数だけ音楽があり、一つの音楽はあらゆる耳を結びつける媒体。このことをこの本を読んで改めて感じる。作曲家メシアンの音楽の教えがどのようなものであったのか、生徒への取材、記録をたどり明らかにしたこの大著を読んで君の得たものはそれだけだったのかと諭されそうだ。だが人の耳が聞き取っていることを他人は共有することができない、この真実こそがこの本の存在理由であることは疑いようもない。メシアンがどのように音楽を聴き取っているのかという疑問、またメシアン自身のどうしてそんな風に音楽を聴くのかという疑問との間に教育という対話が生まれたのだから。
intoxicate (C)高見一樹
タワーレコード(vol.149(2020年12月10日発行号)掲載)

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