新型コロナ・ウイルスの外出自粛下で生まれた、グリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングによる珠玉の14曲カバー・アルバム『No Fun Mondays』が発売!
<ビリー自身の人生のサウンド・トラック>として、彼がこれまでに多大なる影響を受けたとされるロックの名曲計14曲を、その唯一無二なメロディック・パンク・エッセンス抜群にプレイしたというカバー・アルバム。
本来であれば、2020年2月にリリースされたGreen Dayの最新アルバム『Father of All...』を引っ提げたワールド・ツアーを敢行し、ここ日本でも単独ライヴを行う予定であったが、全世界で猛威を振るう新型コロナ・ウイルスの感染拡大にてツアーは延期。そのような状況下で外出自粛を余儀なくされていた全世界のファンに向けて、わくわくするようなカバーをコンスタントに届けたいという思いのもと、ビリーは<外出自粛が続く間は毎週月曜日に新たな曲を発表>するというDIY自宅録音カバー・シリーズ企画"No Fun Mondays(楽しみがない月曜日)"を2020年3月より始動。Green Dayファンのみならず多くのロック・リスナーが注目するところとなった。ちなみにタイトルは「Sunday Funday(楽しい日曜日)」という、アメリカ人なら誰もが知っているであろう言い回しをもじったもの。
ジョン・レノンの名曲「Gimme Some Truth」、ビリー・ブラッグの言わずと知れた代表曲「A New England」、バングルスの「Manic Monday」などに加え、ジョニー・サンダースによる1978年発表の「You Can't Put Your Arms Around A Memory」、カリフォルニアのパンクスから多大な支持を受けているサンフランシスコ出身のパンク・バンド=アベンジャーズの「Corpus Christi」、元Dead Boyのヴォーカリストであるスティーブ・ベイターの楽曲「Not That Way Anymore」のような、ビリーが影響を受けたパンク・ロックの先達へのリスペクトも忘れていない。
また、2020年4月に新型コロナ・ウイルスの合併症によって亡くなったアダム・シュレシンジャー(ファウンテインズ・オブ・ウェイン)が映画『すべてをあなたに(原題:That Thing You Do!)』の為に書いた楽曲「That Thing You Do!」のカバーも収録している。
発売・販売元 提供資料(2020/10/09)
グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングが届ける最高に楽しい、最強に心強い、"人生のサウンドトラック"!新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウン中にスタートしたカバー企画"NO FUN MONDAYS"が1枚のアルバムとして全世界同時リリース!!
Green Dayのフロントマン、Billie Joe Armstrong(ビリー・ジョー・アームストロング)が、カバー・アルバム『NO FUN MONDAYS』を全世界同時リリース! 本作『No Fun Mondays』は、"自身の人生のサウンドトラック"として、ビリー・ジョーがこれまでに多大なる影響を受けたとされる"ロックの名曲"14曲を、その唯一無二なメロディック・パンク・エッセンス抜群にプレイしたというカバー・アルバム。このアルバムが生まれたきっかけは、新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウンだった。
本来であれば、2020年2月にリリースされたGreen Dayの最新アルバム『FATHER OF ALL...』を引っ提げたワールド・ツアーを敢行し、ここ日本でも単独ライヴを行う予定であったグリーン・デイ。しかし全世界で猛威を振るう新型コロナウイルスのパンデミックによりツアーは延期となった。そのような状況下で外出自粛を余儀なくされていた全世界のファンに向けて、わくわくするようなカバーをコンスタントに届けたいという思いのもと、ビリー・ジョーは「外出自粛が続く間は毎週月曜日に新たな曲を発表」するというDIY自宅録音カバー・シリーズ企画"No Fun Mondays(楽しみがない月曜日)"を2020年3月より始動。YouTubeで発表されたこれらのカバーは、Green Dayファンのみならず多くのロック・リスナーが注目するところとなった。
『NO FUN MONDAYS』に収録された14曲には、John Lennon(ジョン・レノン)の名曲「Gimme Some Truth」からBilly Bragg(ビリー・ブラッグ)の言わずと知れた代表曲「A New England」、The Bangles(バングルス)の「Manic Monday」などに加え、ジョニー・サンダースによる1978年発表の「You Can't Put Your Arms Around A Memory」、カリフォルニアのパンクスから多大な支持を受けているサンフランシスコ出身のパンク・バンド、The Avengers(アベンジャーズ)の「Corpus Christi」、元Dead BoyのヴォーカリストであるStiv Bators(スティーブ・ベイター)の楽曲「Not That Way Anymore」など、ビリー・ジョーが影響を受けたパンク・ロックの先達へのリスペクトが込められた楽曲も!また、今年4月に新型コロナ・ウイルスの合併症によって亡くなったAdam Schlesinger(アダム・シュレシンジャー)(Fountains Of Wayne/ファウンテインズ・オブ・ウェイン)が映画『すべてをあなたに(原題:That Thing You Do!)』の為に書いた楽曲「That Thing You Do!」のカバーも収録していることにも注目だ。 ちなみにアルバムのタイトルは「Sunday Funday(楽しい日曜日)」という、アメリカ人なら誰もが知っているであろう言い回しをもじったもの。
本作についてビリー・ジョーは以下の様に語っている。「外出自粛をしている間、俺は俺の人生 - ファミリー、フレンズ、そしてもちろん音楽について振り返ってみようと思っていた」さらにこう続ける。「俺たちはこうやって隔離されているんだけど、少なくとも俺たちは一緒だからな」
発売・販売元 提供資料(2020/10/09)
Like the rest of the world, Billie Joe Armstrong needed to find some way to busy himself during the global pandemic of 2020. He opted for a series of covers he dubbed No Fun Mondays, its name nodding at the glum realities of quarantine as well as the day he debuted his versions on the Internet. The project got off to a slow start. A version of Tommy James & the Shondells I Think Were Alone Now went up in April and a cover of Princes Manic Monday featuring a cameo from Susanna Hoffs was unveiled in May, but it wasnt until he posted Adam Schlesingers That Thing You Do! in late August that the series gained momentum. From there, he posted covers on a weekly basis, all leading up to the late-November release of No Fun Mondays. As a collected album, No Fun Mondays is a bit of a lark, unexpected in its energy but not its contents. With two notable exceptions, Billie Joe Armstrong chose tunes that stay well within his punk-pop and power pop wheelhouse, balancing standards by Johnny Thunders (You Cant Put Your Arms Around a Memory) and Wreckless Eric (Whole Wide World) with slightly cultish selections from Avengers (Corpus Christi), Stiv Bators (Not That Way Anymore), and the Starjets (War Stories). There are a couple of fun ringers like Eric Carmens sugar-coated Thats Rock n Roll and Amico by the Italian singer Don Backy, but the albums heart lies in the fuzzy, hooky three-chord pop thats been Armstrongs stock-in-trade since the early days of Green Day. The two exceptions -- John Lennons Gimme Some Truth and Billy Braggs A New England -- arent remade as power pop so much as bent a bit in that direction, so they fit in while still sounding a little bit different than the rest of the crowd. Theyre also the only moments that make a passing nod to the turmoil of 2020, which is fine: sometimes, its better to have an album attempting to conjure some fun in isolation than to wallow in the darkness. ~ Stephen Thomas Erlewine
Rovi
パンデミックに伴う自粛帰還に入った3月から宅録カヴァーを発表し続けたビリー・ジョー。その試みを音盤化した本作は、彼がどんなロックンロールやポップス、パンクに心を奪われてきたのか、という嗜好性も垣間見える逸品。ジョン・レノンやバングルスなど多岐に渡る選曲の妙にも驚いた。キム・ワイルドの"Kids In America"なんて〈American Idiot!〉とつい叫びたくなる類似性もあり、グリーン・デイのファンならずともお薦めしたい。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.445(2020年12月25日発行号)掲載)