Holy Diver Live

メタル界における絶対的存在、ロニー・ジェイムス・ディオ。その鬼神の如き圧巻の歌唱力と表現力は、今なおすべてを凌駕する…。 偉大なるボーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオがこの世をさって10年…。2000年代の彼の最高のパフォーマンスを収録した2枚のライヴ・アルバムが、最新リマスターを施したメディアブック仕様2CDエディションとなってここに復活! こちらはあの名作『HOLY DIVER』を完全再現して大きな話題を呼んだ2005年のツアーの模様を収録した『HOLY DIVER LIVE』!

偉大なるボーカリストにしてヘヴィ・メタルの教祖的存在でもある、御大ロニー・ジェイムス・ディオ。その表現力と圧倒的歌唱力で以降のメタル・シーンに多大なる影響を与え、メタル界のゴッドファーザーとしても知られる彼が惜しくもこの世を去ってしまったのが2010年5月の事…。彼の逝去10周忌となる2020年に、1996年から2004年の間に彼がディオとして発表したアルバム4作が最新リマスター音源となって復活したのだが、それに続き、彼の2000年代のライヴ・パフォーマンスの模様を収録した名ライヴ・アルバム2作がここに復活することとなった!

今回最新リマスター音源となって甦ることとなるライヴ・アルバムは、2002年ニューヨーク公演の模様を収録した、2005年発売の『EVIL OR DIVINE: LIVE IN NEW YORK CITY』と、2005年ロンドンはアストリアにて歴史的傑作『HOLY DIVER』の完全再現ツアーの模様を収録した2006年発売の『HOLY DIVER LIVE』の2作品だ。両作品とも、今回のリイシューに合わせてジャケットを一新、ディオの世界観を見事に表現したデザインが採用されており、メディアブック仕様の2枚組CD、3Dジャケットを採用した限定盤3枚組アナログ、そして通常盤3枚組アナログの3形態でのリリースとなる。

各CDは、前回同様豪華メディアブック仕様の2枚組CDパッケージを採用したものとなっており、『EVIL OR DIVINE: LIVE IN NEW YORK CITY』には、2003年発表のDVDには収録されていたものの2005年のCDリリース時にはカットされていた2曲を追加収録した完全版でのリリースとなる。

【HOLY DIVER LIVE(邦題: 情念の炎～ホーリー・ダイヴァー・ライヴ)】 (2006年作品)
「An Evening With Dio」と題された2005年のツアーは、ディオとしてのデビュー・アルバムとなった『HOLY DIVER』を完全再現したパートと、ブラック・サバスからレインボウ、そしてディオまで、ロニー・ジェイムス・ディオという屈指のヴォーカリストのキャリアを総括したパートからなる二部構成となり、世界中のファンを熱狂させたツアーとなった。そのツアーの中から、2005年10月、ロンドンにあるLondon Astriaでのパフォーマンスの模様を収録したのが、この『HOLY DIVER LIVE』だ。60歳を超えながらもすさまじいヴォーカルを聴かせてくれる、円熟味と凄みをまざまざと見せつけてくれる屈指の好ライヴ作品。
メンバー:
ロニー・ジェイムス・ディオ(vo)
ダグ・アルドリッチ(g)
ルディ・サーゾ(b)
サイモン・ライト(dr)
スコット・ウォーレン(key)

Ronnie James Dio has issued quite a few live albums and videos since departing from Black Sabbath in the early '80s, but as evidenced by its title, 2006's Holy Diver Live is a bit different. Keeping in step with a phenomenon started in the '90s with veteran rock acts performing a classic album in its entirety, Dio revisited his 1983 solo debut, Holy Diver. Recorded at the Astoria in London on October 22, 2005 (not 1995, as the CD booklet erroneously lists), the double-disc set also includes a second disc comprised of highlights from Dio's Rainbow and Black Sabbath days, as well as a pair of tracks from another strong early solo release, 1984's The Last in Line. Dio is in fine voice all these years later (something that can certainly not be said of the majority of rock singers his age who have to rely on backing vocalists or prerecorded tapes), as evidenced by such standouts as "Rainbow in the Dark," "Holy Diver," "Heaven and Hell," and "Tarot Woman." And headbangers worldwide have to be happy whenever the woefully underrated Dio/Sabbath-era gem "Sign of the Southern Cross" gets an airing on-stage. Despite guitarist Craig Goldy not performing on this night (due to an arm injury, Doug Aldrich took his place), Holy Diver Live is quite possibly Dio's finest live album yet -- from both a performance and set-list standpoint. ~ Greg Prato