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南朝研究の最前線 ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで

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フォーマット 書籍
発売日 2020年11月06日
国内/輸入 国内
出版社朝日新聞出版
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784022620347
ページ数 264

構成数 : 1枚

はじめに――建武政権・南朝の実像を見極める

第1部 建武政権とは何だったのか
1 朝廷は、後醍醐以前から改革に積極的だった!
2 「建武の新政」は、反動的なのか、進歩的なのか?
3 建武政権を支えた旧幕府の武家官僚たち
4 足利尊氏は「建武政権」に不満だったのか?

第2部 南朝に仕えた武将たち
5 鎌倉幕府滅亡後も、戦いつづけた北条一族
6 新田義貞は、足利尊氏と並ぶ「源家嫡流」だったのか?
7 北畠親房は、保守的な人物だったのか?
8 楠木正成は、本当に〈異端の武士〉だったのか?

第3部 建武政権・南朝の政策と人材
9 建武政権と南朝は、武士に冷淡だったのか?
10 文書行政からみた〈南朝の忠臣〉は誰か?
11 後醍醐は、本当に〈異形〉の天皇だったのか?

第4部 南朝のその後
12 鎌倉府と「南朝方」の対立関係は、本当にあったのか?
13 「征西将軍府」は、独立王国を目指していたのか?
14 「後南朝」の再興運動を利用した勢力とは?
15 戦前の南北朝時代研究と皇国史観

  1. 1.[書籍]

近年、急速に進展した研究から、〈建武政権・南朝は武士を優遇していた〉、〈室町幕府は「南朝の合体」以後も"南朝の影"に怯え続けた〉など様々なことがわかってきた。一次史料を駆使し、南朝=特異で非現実的な政権という定説を覆す。

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南北朝という特異な時代を、「南朝」をテーマに15の視点で迫った本。具体的には、新田義貞・北畠親房・楠木正成・後醍醐天皇等の正体、後醍醐天皇と尊氏の関係、北条一族のその後、南朝の恩賞政策、征西将軍府の実力等々。確かに高校歴史では「南朝」を学んだ記憶がなく、とても興味深い内容でした。個人的には、新田義貞は足利一門に属し足利よりも遥か下の地位、後醍醐天皇が派遣した「征西大将軍」が11年間も九州を統治していた、建武政権は武士を冷遇していなかった等々、知らなかった史実が目白押しで、大変勉強になりました。
2023/01/02 キックさん
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