"オルタナAOR"のさきがけとなった2011年のソロ2作目『Rhapsodia(ラプソディア)』、そして前作の『童謡(わざうた)』から5年、少し時間をおいて晩秋リリースされる山本精一のあたらしい"うた"のアルバムは、あくまで歌が中核を担いつつも、2020年7月にリリースされたばかりの山本のインスト・ソロ作『CAFE BRAIN』に特徴的だった"耳ざわりのいいアヴァンギャルド"にも通底する、実験的な音像を絶妙に混ぜ合わせた仕上がりなっている。 (C)RS
JMD(2020/12/18)
至高のギターと心地良いアヴァンギャルドと歌心。
毎度間違いなく素晴らしすぎる山本精一の5年振りとなる新たな歌ものアルバム。(1)のフィードバック~冒頭一音から最高のギターに魅了され昇天し、今作も名盤確定です。歌うギターに歌うノイズ、歌ものアルバムとしながらも様々な音像で描かれていて、氏の確かな歌心とアヴァンギャルドな実験性が絶妙に混ぜ合わさった、これぞ山本精一の懐の深さが詰まった最高傑作!アコースティックな名作『プレイグラウンド』、オルタナAORの先駆け『ラプソディア』の過去名盤もアナログで登場。
(C)オンライン:巻本 拓也
タワーレコード(2020/12/11)
「オルタナAOR」のさきがけとなった2011年のソロ2作目『Rhapsodia(ラプソディア)』、そして前作の『童謡(わざうた)』から5年、少し時間をおいて晩秋リリースされる山本精一のあたらしい「うた」のアルバムは、あくまで歌が中核を担いつつも、2020年7月にリリースされたばかりの山本のインスト・ソロ作『CAFE BRAIN』に特徴的だった「耳ざわりのいいアヴァンギャルド」にも通底する、実験的な音像を絶妙に混ぜ合わせた仕上がりなっている。
またこれまで山本の羅針盤以降のソロ作は、基本的にドラムス以外の演奏をほぼ山本自身で行ってきたが、今作ではドラムスにsenoo ricky、キーボード/シンセに、西滝太、IEGUTI、坂口光央、1曲のみリズムトラックの制作をSatoshi Yoshiokaが担当するなど、かつてないアプローチをみせており、このような積極的なコラボレーションの導入も、今作における特筆すべきおおきな変化であり、魅力となっている。
発売・販売元 提供資料(2020/10/08)