2010年発売の『PLAYGROUND』が10周年記念として遂にアナログLPに!
アナログ化リマスタリングはピースミュージック中村宗一郎、カッティングはコロムビア武沢とこの上ないタッグで最良の音を。
発売・販売元 提供資料(2020/10/08)
2010年発売の『PLAYGROUND』が10周年記念として遂にアナログLPに!アナログ化リマスタリングはピースミュージック中村宗一郎、カッティングはコロムビア武沢とこの上ないタッグで最良の音を。 (C)RS
JMD(2020/10/02)
山本精一が久し振りに〈歌〉と真っ直ぐ向き合った新作。山本がヴォーカルとギター、ベースを担当し、ドラムとパーカッションは千住宗臣というミニマルな編成で紡がれる歌は生々しくもあり、幻のようでもあり、聴けば聴くほど聴き手を宙づりにする不思議な魅力に溢れている。淡々と囁くような山本の歌声は、余計な感情を排したクールな清々しさがあるが、掻き鳴らされるエレキ・ギターもまた虚無のロマンを朗々と歌っていて、聞き手の頭の中を真っ白にしてくれる。まるで〈歌〉の廃墟で静かに微笑む幽霊のような歌。傑作です。
intoxicate (C)村尾泰郎
タワーレコード(vol.87(2010年8月20日発行号)掲載)
<ギターの求道者>の呼び名が相応しい山本精一による約6年ぶりの歌ものアルバム。リーダー・バンドであるROVOやPARAで聴ける構築的でトランシーな爆音ギターとは違い、まるで呼吸するかのようにナチュラルな歌を朴訥な調子で吐き出していく。優しい歌声と素朴な詞は牧歌的なフォークそのものだが、演奏やサウンドにどこかにいびつさ、侘しさが滲む。羅針盤時代を想起させる、鮮烈な歌体験がここに。
bounce (C)冨田明宏
タワーレコード(vol.323(2010年7月25日発行号)掲載)