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| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2020年10月24日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Contante & Sonante |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | CSCD0120 |
| SKU | 040232458378 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:11:27

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トミ・マルムに関する情報は専門家に任せるとして、アルバムの印象としては、プロデューサーが自分名義で制作したコンピレーションと捉えている。クインシー・ジョーンズのアプローチを連想するが、どちらかといえば冨田恵一のラボラトリーに近いものを感じる。
1枚もののCDだが、ボーナス・トラックを含めた全17曲という内容は、アナログ・レコード時代の2枚組LPに相当するボリュームだ。冒頭の”第2の波”から大作を匂わせる。たまたま同じ時期に聴き返したビー・ジーズの『オデッサ』のように、楽曲の編成は異なるが、長短のインストゥルメンタルやインタールード的な繋ぎ、タイプやカラーの異なる楽曲を巧みに配置するなど、奥行きと拡がりのあるアルバムに仕上げられている。
”サーフィンからアヴァンギャルドまで”とはいかないまでも、アダルト・コンテンポラリーの枠組みの中での振れ幅は大きい。楽曲ごとにヴォーカル・パフォーマーを変える手法も、自分名義のアルバムを制作できるプロデューサーの特権だ。とはいえ、自身がデザインした衣装に合ったモデルの選択はしっかりとできていて、敏腕プロデューサーの実力が如何なく発揮されている。スタイリストのように、人に合わせて衣装を選んではいない、と思っている。
全くの余談だが、途中、竹内まりやを想わせるフレーズが聴こえたような気がした。たぶん、それは”空耳”に違いない。何せ、自分は、かぐや姫の「神田川」の弦楽部分を聴いてビートルズの「イエスタデイ」を思い浮かべてしまうくらいの粗末な耳の持ち主なのだから…。