| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2020年09月28日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 青幻舎 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784861527562 |
| ページ数 | 168 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
雑誌や広告、写真集などでの撮影で活躍を続けるフォトグラファー 桑島智輝が、その妻で俳優の安達祐実を日々撮り続けた写真集
桑島智輝と安達祐実は2011年に写真集の撮影の仕事がきっかけで知り合い、約2年半を費やした安達の写真集『私生活』(集英社)の発表を経て、2014年に結婚。その後、現在に至るまで、桑島は被写体として安達を毎日撮影し続けている。撮影はフィルムカメラで行われ、出来あがった写真はL判のプリントに現像しアルバムに入れて保管するというルーティンが続けられ、約8年が経った今、264枚入りのアルバムは100冊を超え、写真は35,000枚に及ぶ。
その途方もない量のアーカイブから、本書では2015年11月13日の結婚記念日から、2人にとって初めての子どもの誕生を挟んだ、約3年間にフォーカスを当てた。3年間といっても対象となる写真はアルバム70冊分、18,500枚を超える量となった。そこから1年半という時間をかけ、135枚に凝縮された写真は、有名俳優である妻とフォトグラファーである夫という前提を忘れさせ、あらゆる要素が輪郭を失い、透明になっていった。
妻と夫/被写体とフォトグラファー。レンズを挟んで営まれる夫婦の、家族の日常。そこにあるのはカメラを媒介にして成り立つ、ただひたすらに純粋なコミュニケーションのかたち。
本書は、写真史において数多くの写真家達が連綿と続いてきた、「家族写真」というジャンルに新しい地平を開く1冊となるだろう。

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