J-POPとシューゲイザー、そしてネットミュージッ、このパンデミック以降のZ世代によるインディー・シーンのミッシングリンクを埋める福岡からの新たなる才能、クレナズム、待望の3rdミニ・アルバム、遂に完成! (C)RS
JMD(2020/10/16)
ジザメリ、マイブラmeets 宇多田ヒカル?BUMP OF CHICKEN?きのこ帝国、羊文学等の系譜に連なるシューゲイザーとJ-POPの邂逅?それとも近年話題のヨルシカやYOASOBIといったボカロ文化、往年の高速ロックの潮流も感じさせるネットミュージッとインディー・ロックの融合?
J-POPとシューゲイザー、そしてネットミュージッ、このパンデミック以降のZ世代によるインディー・シーンのミッシングリンクを埋める福岡からの新たなる才能、クレナズム、待望の3rdミニ・アルバム、遂に完成!!!
昨年末リリースの2ndミニ・アルバム『In your fragrance』が大好評を博し、その興奮冷めやらぬ中、敢行された全国ツァーも大成功を収め、初めての台湾にて出演したフェス「意識不能招待所」ではヘッドライナーに大抜擢されるなど、今やその存在が凄いスピードで全国区になりつつある、世界的に活況を呈するネオ・シューゲイズ・シーンに福岡から登場した超新星、クレナズム。
バンド・シーンのみならずTikTokで「いつかの今頃」が600投稿、「ヘルシンキの夢」が既に850投稿を記録し、「エピローグ」までも現在まで2000投稿、#クレナズムで100万視聴され、TikTokのTV/web CMに起用されるなどティーンエージャーを中心にSNSを始め各所でクレナズムの名前が俄然注目されはじめている。
8月にデジタル・リリースされた2020年最重要シングル『一人残らず睨みつけて』はアニメによる印象的なMVが早くも23万再生を記録しバンド史上、最速のBPMに乗せて、これまでバンドが体現してきたシューゲイザー、ドリームポップ的サウンドメイクをベースに、近年話題の「ヨルシカ」や「YOASOBI」といった往年の高速ロックの潮流も感じさせるネットミュージックの影響も感じさせるキレの良いリズム、多様な展開をアレンジに組み込んだ彼らの新たな挑戦として注目されフジテレビ系音楽番組「Love music」本年9月度のオープニングテーマに大抜擢されるなど、その勢いは留まるところを知らない。
今作には上述の『一人残らず睨みつけて』を筆頭にバイラル・ヒット中の4曲に初収録の強力な2曲を加味した、クレナズムによる2020年の早くも"ベスト・オブ・ベスト"とでも言うべきキラー・チューン6曲を真空パックしたまさに奇跡の3rdミニ・アルバム、そのタイトルは『eyes on you』!
"あなたから目が離せない""あなたに目が釘付け"とでも訳そうか?
激動の2020年、おそらく我が国のシューゲイザー、ドリームポップ、インディー・ロックを始めとするロックのみならずJ-POPシーンをまでをも今後、鮮やかに切り開いていくであろうクレナズムの動向からあなたは決して目が離せないに違いない!
発売・販売元 提供資料(2020/10/14)
大小のフェス出演やTikTokでの視聴など、幅広く注目を集める福岡発の4人組が3枚目のミニ・アルバムを完成。内なるエモーションを感じさせる女性ヴォーカルと、シューゲイザー経由の透明度の高いサウンドはきのこ帝国を連想させるが、フレーズの反復やシンプルな4つ打ちはネット・ミュージック的。リリカルなピアノとノイズ・ギターが組み合わさった"365"は、ヨルシカ~YOASOBIへのバンド・シーンからの回答か。
bounce (C)金子厚武
タワーレコード(vol.444(2020年11月25日発行号)掲載)