「ザ・レアグルーヴ・ドラマー:バーナード・パーディーが出来るまで」を\1,500でまとめてみた。
クレジットにその名が刻まれた数は4,000を下らないといわれる名ドラマーの初期仕事(60's)を\1,500(税抜)で把握できる、有難いことこの上ないコンピ!(23)、(24)、(25)等自身のソロ作はレアグル界ではクラシックですが、ジャック・マクダフやガボール・ザボ等ジャズ系から、ティム・ローズなどSSW系にも顔を出すあたりが70年代以降の何でも最適化するパワーを養ったと思われます。パーディーを知らなくても、最良かつお手頃の60'sR&Bコンピとしても聴ける!ストリーミング系では探せない曲も多数ですよ~
(C)高崎オーパ店:大坪 挙
タワーレコード(2020/12/11)
【シリーズ「男の履歴書」】
レジェンド・プレイヤーとして君臨する名手がキャリア初期に残した参加音源をコンパイルしてお届けする新企画シリーズ「男の履歴書」がスタート。記念すべき第1弾は、"ドラマーの中のドラマー"バーナード・パーディー!
関与したセッション数は20000とも30000、その名が刻まれたアルバムは4000種超とも伝えられる。60年代後半になると名実ともにトップ・ドラマーの仲間入りを果たし、ジェイムズ・ブラウン、ブレイク前のボブ・マーリーのセッションにも顔を出した。
70年にはアレサ・フランクリンのドラマー兼音楽監督に就任し、以後もギル・スコット=ヘロン、B.B.キング、ラスト・ポエッツ、デュエイン・オールマン、ジェフ・ベック、トッド・ラングレン、ローラ・ニーロ、マイルス・デイヴィス、スティーリー・ダン、アリス・クーパー、SMAP、久保田利伸などの演唱を引き立ててきた。サンプリングされた回数など天文学的数字に及ぶだろう。
後年のダチーチー・サウンド、パーディー・シャッフルこそ開花していないものの、鳴りわたるキック(バスドラ)、美しくチューニングされたタム群、リム(タムのふち)の活用、オープンとクローズを巧みにバランスさせたハイハット使い、トップ・シンバルに対するムラのない打ち方など、(おそらく)3点セット+αというシンプルな楽器の組み立てであるにも関わらず、打ち出されるビートやグルーヴには無限の躍動感がある。~解説より抜粋
解説:原田和典
発売・販売元 提供資料(2020/09/24)