AWESOME TAPES FROM AFRICA 新譜はマリのワスル音楽を代表する女性歌手、ナハワ・ドゥンビアによる2014年以来となる新作!
伝統弦楽器カメレンゴニの奏法からの強い影響を感じさせる独特のギター奏法と、絶唱とでも形容すべきナハワの歌声による、至高の「声とギター」が伝えるのは貧困や失業などで亡命を試みて時には命を落としてしまう無数の子供たちや、そういった状況を解決すべき国連やアフリカ諸国の指導者たちに向けたメッセージ。シンプルでありながらオリジナリティにあふれ、力強く切実なパフォーマンスが胸を打つ。アフリカ音楽ファン、ワールドミュージック・ファンはもちろん、すべての音楽ファンが聴くべき一枚だ。
発売・販売元 提供資料(2020/10/05)
2019年、1981年のデビュー作が復刻され話題となったナハワ・ドゥンビアの6年ぶり新作。グリオの家系ではないもののずば抜けた歌唱力でマリ最高の人気歌手となり80年代後半には世界デビュー。傑作も多く今もなお人気の高い歌い手だ。夫N'gou Bagayokoを相棒にワスル地方の祭りで演奏されるダンス音楽ディダディとマリの現代ポップをンゴニ、ギター、パーカッションを中心としたアンサンブルで融合という基本路線は変わらずだが楽曲、歌声ともにひじょうに力強く、シンガーとして活躍する娘Doussou参加の影響かドラム・プログラミングになんとなくイマっぽさも感じたり。
intoxicate (C)小畑雄巨
タワーレコード(vol.149(2020年12月10日発行号)掲載)