アナログとデジタルの狭間で産み出された苦労作!
制作環境がアナログからデジタルへと移行する過渡期に制作された8作目のスタジオ・アルバム。まさに今の世の中を表すタイトル曲(2)、悲痛な叫びに似た大村憲司氏のギター・ソロが胸を打つ(6)、初のデジタル・レコーディング作となった(10)など、自身の作曲・編曲のアイデアも技術の進歩とともにますます漲る瑞々しい作品。ただ当時のハード・ソフトの限界には不満爆発、愚痴っぽいコメントしか思い浮かばない(笑)というこのアルバムは、リリース当時達郎さんにとって到底満足できる我が子ではなかったものの、その分思い入れが強い作品であることもまた事実。ここでの試行錯誤が、後の竹内まりやの名盤『リクエスト』に繋がっていくので、一つのターニング・ポイントともなった一枚。
タワーレコード(2024/08/07)
1986年発売。名作8作目のスタジオ・アルバムが遂に2020年最新リマスタリングにて発売!オリジナル・アルバムとしては『MELODIES』(1984年発売)に続く作品。デジタル・レコーディング、コンピューターミュージックとの格闘から生み出された内向的で知的な作品が並ぶ高水準ポップ・アルバム。まさに今聴くべき名盤。「風の回廊(コリドー)」、「土曜日の恋人」、「THE WAR SONG」収録。 (C)RS
JMD(2020/09/29)
8作目のスタジオ・アルバムが2020年最新リマスタリング
1986年発売。名作 8作目のスタジオ・アルバムが遂に2020年最新リマスタリングにて発売!
オリジナル・アルバムとしては「MELODIES」(84年発売)に続く作品。デジタル・レコーディング、コンピューターミュージックとの格闘から生み出された内向的で知的な作品が並ぶ高水準ポップ・アルバム。まさに今聴くべき名盤。「風の回廊(コリドー)」、「土曜日の恋人」、「THE WAR SONG」収録。
ボーナス・トラック及び、山下達郎自身による詳細なライナーノート付き!!
発売・販売元 提供資料(2020/09/27)
珠玉のバラード「シャンプー」と「LADY BLUE」は出色で、いつ聴いても癒される。2曲の配置も絶妙で、外れたことを言うかもしれないが、大貫妙子のアルバム『MIGNONNE』の「突然の贈りもの」と「あこがれ」の関係に似ている。ウィングスの”金星と火星”の位置関係のように。