日本中を地下通路で繋ぎ、爆音を響かせ世界を揺らすレスザンTVより、Limited Express (has gone?)が、新作ミニ・アルバムをリリース。またcompact clubのこまどり社員がサックスプレイヤーになっての初音源ともなる。全曲コロナ禍で制作された楽曲は、メンバーのできるだけ早く出したいという希望もあり、ミニ・アルバムとしてリリースされる。コロナ禍の状況のみならず、BLMなど時代の空気を強く詰め込んだものとなった。 (C)RS
JMD(2020/09/25)
LessThanTVよりLimited Express (has gone?)のコロナ禍で制作されたニュー・アルバムが到着!
日本中を地下通路で繋ぎ、爆音を響かせ世界を揺らすレスザンTVより、Limited Express (has gone?)が、新作ミニ・アルバムをリリース。
またcompact clubのこまどり社員がサックスプレイヤーになっての初音源ともなる。
全曲コロナ禍で制作された楽曲は、メンバーのできるだけ早く出したいという希望もあり、ミニ・アルバムとしてリリースされる。コロナ禍の状況のみならず、BLMなど時代の空気を強く詰め込んだものとなった。
タイトル・ソングの「The Sound of Silence」はサイモン&ガーファンクルのカヴァー。
オルタナ・パンク・サウンドを追求する彼らが、この名曲をどのようにカヴァーしたのだろうか。
サウンド・エンジニアは松田健一。ジャケット・デザインはCHIAKIZZ CLUB(でぶコーネリアスEXなど)が担当。
2014年のメンバー変更後、アルバムのほかに限定7インチ、Have a Nice Day!とのスプリット、音源つき耳栓の発表、2MUCH CREW、ロベルト吉野との合体などを通して常に音楽シーンにユーモアと刺激を投げかけてきた彼らの"今"が詰まったメッセージ性の強いアルバムとなった。
発売・販売元 提供資料(2020/09/24)
こまどり社員(サックス)が加入して初の新作。コントーションズばりのノーウェイヴ"これはファンタジーじゃない"、〈プロンプター頼りの君じゃない〉 という歌詞が痛烈な直球パンク"BOMB THE PROMPTER"など、閉塞感が漂う〈いま〉 に目を向けつつ、それを吹き飛ばすエネルギーに満ちた7曲入り。サイモン&ガーファンクル"The Sound Of Silence"の意外にも真っ当なカヴァーも深読みしたくなる。
bounce (C)北野創
タワーレコード(vol.445(2020年12月25日発行号)掲載)