フォーマット |
CD |
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構成数 |
7 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
ボックス |
発売日 |
2020年11月13日 |
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規格品番 |
19075945482 |
レーベル |
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SKU |
190759454824 |
SONY CLASSICAL MASTERS BOX 第21回発売
大好評、ソニー・クラシカルによるバジェット・ボックス「MASTERS BOX」。100年以上の歴史を誇るアメリカ発の老舗クラシック・レーベル、SONY CLASSICALとRCA RED SEAL両レーベルの誇る豊富なカタログから、音楽ファンならば誰でも一度は聴いておくべきクラシック音楽の定番名曲を、定評あるアーティストの名演で幅広く取り揃え、お買い得なバジェット・プライスにて続々リリース中の好評シリーズです。今回も強力なラインナップによる10タイトルがリリースされます。
※白を基調とした目に留まりやすいアートワーク・デザイン。
※制作時点での最新のリマスターを使用。
※このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
1990年後半にベーレンライター社刊行の新全集版を使用し、時代考証様式を取り入れ、随所にアイデアが加えられた聴きどころ満載の刺激的なベートーヴェン全集を録音し、一時代を隠したデイヴィッド・ジンマンとチューリヒ・トーンハレ管弦楽団。このコンビのベートーヴェンに続く録音プロジェクトに選ばれた作曲家がリヒャルト・シュトラウスでした。大編成のオーケストラを必要とする作品ばかりですが、ジンマンはベートーヴェンのときと同様、細部に至るまでよく考えられた解釈に基づいて克明をきわめたテクスチュア構築をおこない、各声部をバランス良く鳴らした丁寧な音楽作りをすることによって細かい声部の動きを良く聴き取って、作品に新たな光を当てることに成功しています。
録音の優秀さも特筆されるところで、ほどよいホールトーンを美しくまとった芯のあるサウンドは、大編成時に陥りやすいだるさを見事に回避する一方、弾力のあるしっかりした低音の響きが、作品をしまりのある音楽に仕上げています。トーンハレ管の底力のあるアンサンブルも、メンバーとソリストの腕の見せどころ。R.シュトラウスならではの色彩豊かな名曲を、従来の後期ロマン派的で重厚長大なイメージの強い演奏とは一線を画した解釈演奏で実証した、ジンマンならではの名演です。
ソニー・ミュージック
構成数 | 7枚
合計収録時間 | 07:48:36
リヒャルト・シュトラウス:
<CD1>
交響的幻想曲ト長調Op.16『イタリアより』
交響詩『マクベス』Op.23
<CD2>
交響詩『英雄の生涯』Op.40
交響詩『死と変容』Op.24
<CD3>
交響詩『ドン・ファン』Op.20
交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』Op.28
交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』Op.30
<CD4>
アルプス交響曲 Op.64
祝典前奏曲 Op.61
<CD5>
メタモルフォーゼン(変容)AV.142~23の独奏楽器のための
4つの最後の歌AV.150
オーボエ協奏曲ニ長調AV.144
<CD6>
家庭交響曲 Op.53
パレルゴン(家庭交響曲余禄)Op.73~左手のピアノと管弦楽のための
<CD7>
交響詩『ドン・キホーテ』Op.35
ロマンツェ ヘ長調 AV.75~チェロと管弦楽のため
セレナード変ホ長調Op.7~13管楽器のための
【演奏】
トーマス・グロッセンバッハー(チェロ)
ローラント・ペンティネン(ピアノ)
メラニー・ディーナー(ソプラノ)
シモン・フックス(オーボエ)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
【録音】
2000年1月~2003年2月、チューリヒ・トーンハレ
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1.[CD]
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2.[CD]
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3.[CD]
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4.[CD]
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5.[CD]
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6.[CD]
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7.[CD]
デイヴィッド・ジンマンのリヒャルトシュトラウス管弦楽作品集。オケは近年素晴らしい躍進を続けるスーパー・オーケストラ、チューリッヒ・トーンハレ管である。
ディスク5の最晩年の作品「メタモルフォーゼン」「4つの最後の歌」「オーボエ・コンチェルト」を聴く。カラヤンの同じ組み合わせのCDを持っている。
カラヤン盤は言うまでもなく、これらの曲の最上位の天下の名盤である。私もずっとこの演奏で聴いてきた。
ジンマンの演奏を聴いてまずこれほどの素晴らしい演奏だとは思わなかった。ジンマンはモーツァルト・ピアノ協奏曲の素晴らしい伴奏やマーラー「復活」のねばらない説得力のある演奏を聴いてきたがそれほどの印象を持っていなかったのが正直なところである。
だから、これを聴いて驚いた。カラヤンと甲乙つけがたい演奏なのだ。演奏が自然にこころに染みて来ると言ったらよいだろうか。
つい最近、前に買ってあったマゼール・バイエルン響のリヒャルトシュトラウス・ボックスを聴いていたが、これほど素直に感動しなかった。マゼールとバイエルン響の演奏はもちろん完璧なのだがどこか強引な作為を感じてしまう。最晩年の作品は収録されていない。今まで有名楽団と録音したものの再録のようだ。
チューリッヒ・トーンハレの響きも国籍不明の音でなくちゃんとドイツの音で鳴っていて実に快い。録音も極上だ。
聴いた3つの曲は、どれも高水準で素晴らしい耳の癒しだ。シュトラウス晩年の清澄な響きが見事に再現されている。
また1つ、リヒャルトシュトラウスを聴く楽しみが増えた。
これらの演奏が信じられないような廉価で入手出来る。あるうちに買っておいた方がよい。プレミア盤にならないうちに。
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