キミガイナケレバ、オンガクハウマレナイ ソーシャル・ディスタンスの時代にHONNEが贈る、ミニマルでほっこりとするラヴ・ソングが詰まったすてきなシティ・ポップ・ミックス・テープ『no song without you』がアナログLPで発売決定!
今年7月に配信先行でリリースされた14曲入りのミックス・テープ『no song without you』。ロサンゼルスと地元イースト・ロンドンのハックニーに作った新しいスタジオで制作されたこの作品でHONNEの二人は可能な限りのものを削ぎ落し、アコースティック・ギターを手に60年代のバンドやビートルズのようなサイケデリックでのんびりとしたロマンチシズムを探求していった。「サウンドがちょっとラフになっても気にしなかった」そう二人は語る。「スタジオでギターに何度もコンプレッサーを掛けるよりも、オリジナルの性質を残したほうが、聴くものがよりハマれると思うんだ」希望に満ちたサウンドスケープに繊細で心温まる概念が表れた本作は、HONNEにとって新鮮なサウンドの方向性を示す作品でもある。「自分たちの成功に胡坐をかくつもりなんかないんだ」進化と実験を止めることを知らない二人は説明する。「僕たちは決して現状に満足したりしない。進化し続けたいし、現状維持のままではいたくないんだ。」
アルバムからのファースト・シングルとなるタイトル・トラックは、心温まるサウンドとイラストレーターのホリー・ウォーバートンが制作したキュートなアニメーションのミュージック・ビデオが話題となっている1曲だ。ボーカル/プロデューサーを務めるアンディはこの楽曲についてインタビューで次のように語っている。「シンプルに愛と友情について歌った曲だよ。パートナーとはもう12年間一緒にいるんだけど、何かあったときは頼らせてくれたり、ときには彼女の方から僕に歩み寄ってきてくれたりしたことなんかを思い出させる曲になっているんだ。こういう友情を築けてきて本当にラッキーだと思っているよ」さらに彼はこうもコメントしている。「2020年はかなり厳しい年だよね。物事を考え直すことが多くて、いままで当たり前と思っていた家族や友達との会話だったり、料理を作ることができるとか、そういった日常に感謝しようって、多くを学んだよ。人間として成長するとき、みんなで変わっていくときだなと思って、より豊かで、思いやりのある、協力的な人たちになってければいいなと。そして引き続き音楽をリリースできることはすごくラッキーだと思っているし、こういった大変なときに少しでも現実逃避できるような場になると嬉しいな」
「smile more smile more smile more」で締めくくられる本ミックステープ『no song without you』を通してHONNEは、ポジティヴさと周りの人、そして周りの世界を慈しむことを人々に思い起こさせようとしている。「instagramばっかり見てちゃダメだよ」二人はそう締めくくる。「電話をおいて、自分の目で世界を見てみようよ」
HONNEの二人ならではのミニマルでほっこりとするラヴ・ソングが詰まったすてきなシティ・ポップ・ミックス・テープ『no song without you』がアナログLPで発売だ!
発売・販売元 提供資料(2020/10/09)
ロンドン出身のエレクトロ・ユニットによる約2年ぶりとなる新作。今回はヴォーカルのアンディが結婚したこともあるのか、とにかくハートウォームな印象。メロディーやサウンドも以前に比べて良い意味で輪郭がはっきりしており、アンディの声も温かみがあってポジティヴ。ベニー・シングスやウーター・ヘメルあたりにも通じる音楽性ですね。AOR~シティー・ポップ好きにもぜひ聴いてほしい一枚。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.444(2020年11月25日発行号)掲載)