レジェンド復活。UKを代表するエレクトロ/ダンス・ユニット、Faithlessが2010年の『The Dance』以来となる10年ぶりのスタジオ・アルバム『ALL BLESSED』をリリース!"FAITHLESS 2.0"からさらにアップグレードした彼らの姿がここにある!アナログLPも同時発売!
UKを代表するエレクトロ/ダンス・ユニット、Faithless。ヨーロッパ最大にして最高のダンス・アクトとして、その壮大なスケールのサウンドとライヴ・パフォーマンスで世界を席巻した彼らが、実に約10年ぶりの新作スタジオ・アルバムを引っ提げシーンに戻ってきた!2010年に全英No2.アルバムとなった『THE DANCE』をリリースし、2011年に解散することを発表した彼らだったが、2015年に結成20周年を祝してリミックス・アルバム『FAITHLESS 2.0』をリリースし、再結成を果たす。今回リリースとなる『ALL BLESSED』は、彼らが再結成して以来初となるスタジオ・アルバムとなる。
Faithlessにとって通算7作目となる『ALL BLESSED』。アルバムのテーマについて、メンバーは以下のようにコメントしている。「多くの問題を抱え、年々暴力的になっていくこの世界で、自分たちはこのアルバムを通して歌詞的には、ずっとFaithlessのマニフェストであるものを反映している:常に意識して、常に気遣い、他人を愛せるように自分を愛し、自分たちが何者なのか、そして自分たちの立場を理解し、決して言い争いをせず、願わくば知的で(時々)刺激を与えられるようになること――これこそが、フィーリングを伴った音楽であり、意味のある歌詞である」
アルバムからの最新シングルとなるのは「Synthesizer」。タイトルにある通り、この曲はシンセサイザーをフィーチャーしたグルーヴィーなハウス風トラックである。この曲でゲスト・ヴォ―カリストとして参加しているのはネイザン・ボールだ。メンバー曰く、この「Synthesizer」がニュー・アルバムを作るきっかけになった曲だという。「自分たちがやっていること、作っている音楽に向けたラヴ・レターでもあるけど、同時にテクノロジーに憑りつかれている自分たちへの社会的コメントも含んでいる。音楽は、Faithlessらしいエレクトロ・アンセムになっている。この曲のインスピレーションになっているのは、トレヴァー・ホーンにスパークス、ジャン=ミッシェル・ジャールに自分たちの過去楽曲だ!」そう彼らは語っている。そしてFaithlessといえば、楽曲を彩るフィーチャリング・アーティストも注目されるが、今作でもネイザン・ボールをはじめ、ジャジーBやカレブ・フェミ、詩人のスリ・ブレイクスなどが参加している。
FAITHLESS 2,0からさらに一歩踏み出したFaithlessの新たなチャプターが『ALL BLESSED』で幕を開ける!
発売・販売元 提供資料(2020/10/02)
2011年に解散するも、2015年に結成20周年を祝うリミックス作『Faithless 2.0』のリリースを経て再結成を果たしたUKダンス・シーンの大御所による、実に10年ぶりのオリジナル・アルバム。文字通りシンセサイザーをフィーチャーした先行シングル"Synthesizer "をはじめ、時代を感じさせない普遍的なエレクトロ・チューンがひしめき合っている。全編が流れるような展開を見せるノンストップ仕立ての作りなのも◎。
bounce (C)藤堂てるいえ
タワーレコード(vol.444(2020年11月25日発行号)掲載)