グラマラスな現代のロックンロール・スター:ザ・ストラッツ、『ヤング&デンジャラス』から2年ぶりサード・アルバム。2020年春、コロナウイルス感染症の検査を受け安全を確認してから、プロデューサー、ジョン・レヴィーンのLAの家に泊まり込み、ロックダウン中に10日間で10曲をレコーディング。これまでツアー中に時間を見つけて様々な場所で様々なプロデューサーと制作してきたザ・ストラッツにとって、初めて同じ場所で同じプロデューサーと集中して制作したアルバム。 (C)RS
JMD(2020/09/05)
グラマラスな現代のロックンロール・スター、『ヤング&デンジャラス』から2年ぶりサード・アルバム。
2020年春、コロナウイルス感染症の検査を受け安全を確認してから、プロデューサー、ジョン・レヴィーンのLAの家に泊まり込み、ロックダウン中に10日間で10曲をレコーディング。10曲のうち1曲はKISS「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー」のカヴァー・ヴァージョン。
これまでツアー中に時間を見つけて様々な場所で様々なプロデューサーと制作してきたザ・ストラッツにとって、初めて同じ場所で同じプロデューサーと集中して制作したアルバム。
ゲスト・アーティスト:ジョー・エリオット&フィル・コリン(デフ・レパード)、トム・モレロ、ロビー・ウィリアムス、アルバート・ハモンドJr.(ザ・ストロークス)
プロデュース:ジョン・レヴィーン(前作『ヤング&デンジャラス』の「ボディ・トークス」などを手掛けた)
発売・販売元 提供資料(2020/09/03)
ロックダウンのなか、10日間で10曲を録音したというサード・アルバム。その瞬発力を活かしたグラマラスなロックンロールはタイトに引き締まり、どの曲もライヴ映えしそうな生命力に満ち溢れた内容となっている。また、ロビー・ウィリアムスを迎えた"Strange Days"、デフ・レパードのジョー・エリオット&フィル・コリンがコーラスで彩る"I Hate How Much I Want You"、トム・モレロのギターがうねりを上げる"Wild Child"、アルバート・ハモンドJr(ストロークス)がブリット・ポップ風のリフを披露した"Another Hit Of Showmanship"といった豪華ゲスト陣も参加。他にはキッスのカヴァー、大人びた表情を窺わせる"Am I Talking To The Champagne(Or Talking To You)" も秀逸だ。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.443(2020年10月25日発行号)掲載)