若き天才が描く、新たな宇宙-自らが「ヒップホップ、R&B、エレクトロ、デジタル・サウンド、ポップ・ミュージックを全て合わせたもの」と語る、ジェシー・プロジェクト待望の第3作!
ロンドンの若き音楽家、ジェイコブ・コリアー。様々な楽器を操る作曲家 / シンガー / プロデューサーで、2016年のデビュー以降クインシー・ジョーンズやハービー・ハンコックなど数々のレジェンドからも称賛を集め続ける天才マルチ・ミュージシャン。2017年にはグラミー賞を2部門で獲得し、ハンス・ジマーやファレル・ウィリアムスなどジャズの枠を飛び越えたワールドワイドな活躍を展開している。
本作は、そんなコリアーが2018年から取り組んでいるアルバム4部作「ジェシー・プロジェクト」の第3弾。本人は4作それぞれを小さな宇宙に例え「第1弾は壮大でアコースティックな宇宙、第2弾は同じくアコースティックだがフォーク寄りの宇宙」と描写しているが、第3弾となる本作は「ヒップホップ、R&B、エレクトロ、デジタル・サウンド、ポップ・ミュージックを全て合わせたもので、これまでで最もファンキーなサウンドになった」とのこと。自ら「多くの曲を書いたことでスキルも向上した」と自負する彼のソングライティング、パフォーマンス、プロデュース能力をこれまで以上に堪能出来る内容。
また、ダニエル・シーザー、ジェシー・レイエス、キアナ・レデ、キンブラ、マヘリア、ラプソディ、T-ペイン、タンク・アンド・ザ・バンガス、トリー・ケリー、タイ・ダラー・サインといった豪華なゲスト陣も話題。「参加してくれたミュージシャンのほとんどは僕の友人で、僕にとってのヒーローでもある」と語ったコリアー。様々なジャンルが入り混じった意欲的なコラボレーションとなっている。
発売・販売元 提供資料(2020/10/12)
ロンドンを拠点に活動を続ける、多重録音を駆使した楽器演奏やアカペラで独自の音楽をクリエイトしてきたジェイコブ・コリアーの4部作プロジェクト『ジェシー』の第3弾。これまでアコースティック・サウンドやコーラスワークを基調にした音楽を提供してきた彼が、エレクトロのエッセンスを思い切り投入し、新たな世界を構築している。ダニエル・シーザー、キアナ・レデ、ラプソディらR&B、ヒップホップの新世代アーティストたちをフィーチャーし、ハーモニー的にもリズム的にも変化に富んだ独創的なサウンドを体現。この壮大な広がりを持つ音楽を聴くのに一番いい場所は遥か銀河系の彼方か。
intoxicate (C)馬場雅之
タワーレコード(vol.149(2020年12月10日発行号)掲載)
多重録音のアカペラとマルチな楽器演奏を駆使する才人の4部作プロジェクト〈Djesse〉の第3弾。アコースティックな〈Vol.1〉、フォーク寄りの〈Vol.2〉に続く今回は本人いわく「ヒップホップ、R&B、エレクトロ、デジタル・サウンド、ポップ・ミュージックをすべて合わせた、これまででもっともファンキーなサウンド」とのこと。ジェシー・レイエスとT・ペインを招いためまぐるしい"Count The People"を筆頭にキンブラ、タンク・アンド・ザ・バンガス、マヘリア、タイ・ダラー・サイン、トリー・ケリー、ラプソディと客演も豪華だが、良くも悪くも構成要素を部品化するような曲作りは変わらず。キアナ・レデとの"In Too Deep"やダニエル・シーザーと送る"Time Alone With You"の穏やかな世界観が馴染む。
bounce (C)香椎恵
タワーレコード(vol.444(2020年11月25日発行号)掲載)