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World/Reggae
CDアルバム
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テ・ロ・ディジェ~そう言ったでしょ

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フォーマット CDアルバム
発売日 2020年09月20日
国内/輸入 輸入盤:国内流通仕様
レーベルMack Avenue Records
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 KKE110
SKU 4909346022980

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:44:16
日本語帯、解説付き

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      Habana Sin Sabanas
      00:03:31
    2. 2.
      Te lo Dije
      00:05:09
    3. 3.
      The Windmills of Your Mind feat.Vincent Peirani
      00:05:19
    4. 4.
      Lila's Mambo (to Emiliano Salvador)
      00:04:38
    5. 5.
      El Buey Cansao feat.Cimafunk
      00:04:08
    6. 6.
      Timbeando (to Chick Corea)
      00:04:18
    7. 7.
      Un dia de Noviembre
      00:02:40
    8. 8.
      Jocosa Guajira feat.Kelvis Ochoa
      00:03:58
    9. 9.
      JazzTon feat.Randy Malcom
      00:03:18
    10. 10.
      Sobre el Atelier
      00:04:05
    11. 11.
      Van Van Meets New Orleans
      00:03:07

作品の情報

メイン
アーティスト: Harold Lopez-Nussa

その他

商品の紹介

アロルド・ロペス・ヌッサMack Avenue 第三弾
キューバ発、ハイブリッドなサウンドが炸裂するクリエイティヴな一作!
アフロ・キューバンの多彩な音楽要素とモダン・ジャズの高次元の融合
ハバナの喧騒、躍動・・・最高に熱く、興奮必至の演奏がギッシリ

アロルド・ロペス・ヌッサ、通算9作目、Mack Avenue 第三弾となる飛躍の一作!セネガル出身、パリで活躍するベーシスト&ヴォーカリスト、アリュンヌ・ワッドゥを迎え、キューバのグルーヴと、アフリカン・グルーヴの融合を試みるなど、2015年あたりでアロルドはひとつの世界観を見せながら、前作『Un Dia Cualquiera』では、かつてのベーシスト、GastonJoyaを再び迎え、キューバ人アーティスト3人のトリオで、ある種の原点回帰。しかし、そのスペクタクル的なトリオ演奏の中には、キューバの様々な伝統が織り込まれており、来日公演でも、アイデアは止まることなく、アップデートした世界を見せてくれていたアロルド。そして、本作に至っては、取り込んできたものが、ハイブリッドに融合しながら、高い次元で弾けた感がある。

ハバナの街の喧騒を捉えた録音も介しながら、アロルドのピアノとトランペットの奏でるメロディがリスナーをキューバの日常に、自然に誘う実に粋なオープニングの演出もさることながら、全てにおいて自由さを得た感が満載なこの作品。一方では、ミシェル・ルグランに敬意を表し、自らのルーツの一端であるというフレンチ(~シャンソンと)ジャズの世界を奏でたり(M3)、チック・コリアのエレクトリック・バンドにインスパイアされて作曲し、2005年のモントルー・ジャズ・フェスティヴァルのソロピアノコンペティションの栄冠を掴んだ楽曲(M6)をローズとピアノでグルーヴしまくりながら再演するなどジャズ方面からのアプローチをみせる場面あり。一方、自らのルーツであるキューバ人としての要素を基にした表現を大きく拡張。タイトル・ナンバーM2は祖父に捧げたボレロ。また末っ子の娘に捧げたマンボM4あり、ハンドクラッピングのリズムを導入部に、複雑なリズムを折り重ね、キューバ発のコンテンポラリー・ミュージックをキメまくっていくM8あり。また、キューバの大御所バンド、ロス・ヴァン・ヴァンのM5では、Cimafunkをフィーチャー。その流れはまたラストのオリジナルと呼応し、ニューオリンズの音楽と融合していく展開も見せていく。

どの曲も驚きに満ちた、めくるめく展開。しかし、そこに作為のようなものはない。ところで、M6,10は2007年のソロリサイタル「Sombre el Atelier」でこれまでにソロとして演奏されてきた楽曲をアップデートしたもの。M10にはクラシック音楽を基礎にしてきたアロルドの繊細な表現も見られる。そうした原点回帰もあり、今この瞬間を鮮やかに形に一作。世の中の状況が落ち着いた際には、このアルバムを基にしたライヴなども見てみたいものだ。
発売・販売元 提供資料(2020/08/04)

ハバナの街の喧騒と人々の息づかいの躍動から幕を開ける本作は、キューバの日常をジャズとして表したあまりに開放的で熱くエネルギッシュなピアノ・トリオ作。これまでもアフロ・キューバンの多彩な要素とモダン・ジャズの高次元の融合を成功させてきたアロルド・ロペス・ヌッサだがキューバ人メンバーとのトリオによるこのルーツ回帰と言える新作はまさに最高傑作。こんなときだからこそ、ここではない開放的な"どこか"へ行きたいではないか!祖父に捧げたボレロは胸に染み、愛娘の超キュートな曲紹介で始まるマンボで自然と溢れる笑み。ラテン以外も違和感なくミシェル・ルグランに敬意を表したM3の哀愁には胸焦がされる。
intoxicate (C)小畑雄巨
タワーレコード(vol.148(2020年10月10日発行号)掲載)

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