アメリカン・カントリー/ポップス・シーンから無限大の可能性を秘めたスターがまた一人生まれる――。 アルバム・デビュー前に全米No.1ヒットを獲得した注目の"アメアイ"出身のシンガー・ソングライター、ギャビー・バレット。 チャーリー・プースをフィーチャーした大ヒット・シングル「I Hope」のニュー・ヴァージョンも収録したデビュー・アルバム『GOLDMINE』がアナログでも発売決定!
近年数多くの有望な女性シンガー・ソングライターを輩出しているワーナーミュージック・ナッシュヴィル。そこからまた新たな才能が誕生した。2018年に全米人気オーディション番組「American Idol」シーズン16のファイナリストとなり注目を集めた現在20歳のギャビー・バレット(Gabby Barrett)だ。すでに「I Hope」が全米でプラチナ・シングルの大ヒットとなっている彼女が、満を持してデビュー・アルバムをリリースする。カントリー・シーンからポップス・シーンへとクロスオーヴァーする期待の1枚となる本作のタイトルは『GOLDMINE』。無限大の可能性を秘めた彼女にぴったりのタイトルだ。
ペンシルヴァニア州マンホール出身の彼女は、9歳から地元のゴスペル・クワイアで歌いはじめ、11歳ごろからショウで演奏するようになっていたという。2014年にタレント・ショウで「American Idol」で話題を集める前の2017年には1年で136ものライヴを行うまでになっていた。2018年「American Idol」のシーズン16で全国区の注目を集めた彼女は、翌2019年、自主製作という形でシングル「I Hope」を発表。「American Idol」のシーズン17に出演した際、同曲を披露した彼女は、ワーナーミュージック・ナッシュヴィルとの契約を手にしたのであった。
そのデビュー・シングル「I Hope」が、アメリカのデジタル・ラジオ、SiriusXMの番組「The Highway」で"Highway Find"としてフィーチャーされた他、米Rolling Stone Countryで"今聴くべきカントリー/アメリカーナ・ソング・ベスト10」に選ばれるなど注目を集め、ラジオ・ディズニーのTOP50カントリー・チャートやSiriusXFM「The Highway」チャートで1位を獲得。全米シングル・チャートで16位、カントリー・シングル・チャートの1位に輝く大ヒットとなった。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2020/07/31)
アルバム・デビュー前に全米No.1アーティストとなったギャビー・バレット。その彼女のデビュー・アルバム『GOLDMINE』は、2年もの月日をかけてコツコツと作り上げられた作品だという。「ファースト・アルバムがやっと完成してわくわくしている」そう語る彼女はさらに続ける。「2年近くこの作品のための曲を作り続けてたけど、その中で私は自分のチームと一緒に、アーティストとしての自分を引き出し、表現しようと一生懸命頑張ってた。このような形で完成することができて本当に素晴らしいと思っているし、すごく恵まれていると思う。発売日が超楽しみ。みんなに聞いてもらうのが待ちきれないの!」
アルバムに収録されている13曲のうち、12曲でソングライターとしてクレジットされているギャビー。プロデュースの大部分はブレット・エルドリッジやキース・アーバンなどとの仕事で知られ、グラミー賞にもノミネートされた実績を持つロス・コッパーマンとギャビーのキャリア初期から一緒に組んでいるザック・ケイルが手掛けているが、他にも、キース・アーバンなどを手掛けたジミー・ロビンスや数多くのアーティストに楽曲を提供しているサム・マーティンがプロダクション・クレジットに名を連ねている。
カントリーとポップスがクロスオーヴァーした『GOLDMINE』の収録楽曲の中でも、注目を集めること間違いなしなのが、チャーリー・プースをゲストに迎えた彼女の大ヒット・シングル「I Hope」のポップス・ヴァージョンだろう。オリジナルはギャビーが切々と歌い上げるパワー・バラードだったが、このニュー・ヴァージョンは互いが心の内をさらけ出すようなエモーショナルなデュエットとなっている。この他アルバムには、クリスチャン・ミュージック・デュオ、Shane & Shaneをフィーチャーした、スピリチャルなバラード「Got Me」、リアルな恋心を歌い上げた「Hall Of Fame」や「Good Ones」などが収録されている。シンガー・ソングライターとしての才能があふれる、ギャビー・バレット。カントリー/アメリカン・ポップス・シーン注目のデビュー・アルバムがCDに続き、アナログでも発売となる。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2020/07/31)
Gabby Barretts big break arrived in 2018, when she placed third on the 16th season of American Idol. During her time on the show, she was positioned as a country singer, performing songs by Maren Morris, Carrie Underwood, Miranda Lambert, and Miley Cyrus, and there are indeed echoes of these influences on Goldmine, the splashy major-label debut she released in the summer of 2020. Goldmine isnt strictly limited by genre, though. While a good chunk of it is grounded in country -- there are songs about heartbreak, Jesus, and mama, all set to grinding arena-rock guitars and strummed acoustic instruments -- everything is draped in a digital gloss designed to appeal to a number of different demographics. Barrett navigates the subtle changes between country, adult contemporary, and R&B-flavored pop well, modulating her consciously accentuated twang according to the style of music. Some of this has to do with how she had a hand in writing every song on Goldmine but its title track; she has a good handle on her image. As professional as Goldmine is, the seams can be slightly too apparent. Its clear shes gunning for big crossover hits, to the extent that the sound can overwhelm such niceties as melody. The focus on the overall package, though, is also the albums appeal: Its a debut thats selling a persona as much as its songs. ~ Stephen Thomas Erlewine
Rovi
「アメリカン・アイドル」のシーズン16でファイナリストまで残って注目を集め、その後に放ったデビュー・シングル"I Hope"が全米10位を記録して一気にブレイクした、ペンシルヴァニア生まれの若き大歌手。CCM出身らしいコクのある歌唱力は、ドラマティックなロック・サウンドも相まって90年代の女性シンガー・ソングライター・ブームを思い出させるようなカッコ良さ。長いキャリアもありつつまだ20歳ということで今後が楽しみです。
bounce (C)大原かおり
タワーレコード(vol.442(2020年9月25日発行号)掲載)