All The Right Reasons (15th Anniversary Expanded Edition)

疾走感溢れる骨太なロック・サウンドと珠玉のメロディは、時を超えて愛され続ける。 今世紀を代表するモンスター・ロック・バンド、ニッケルバック。全米でダイアモンド・ディスクに認定され、全世界で累計1900万枚のセールスを誇るバンド最大のヒット・アルバムにして2000年代を代表する傑作『オール・ザ・ライト・リーズンズ』の発売15周年を記念したエクスパンデッド・エディションが登場! 『オール・ザ・ライト・リーズンズ』の最新リマスター音源に加え、2006年のライヴ音源をボーナス・ディスクとしてコンパイルした2枚組CD仕様!

全世界での累計アルバム・セールスは5,000万枚を超え、音楽史上最も大きな成功を収めたバンドの一つとして称される、全世界を代表するモンスター・ロック・バンド、ニッケルバック。彼らが2005年に発表し、世界各国でNo. 1を獲得したモンスター・アルバム『オール・ザ・ライト・リーズンズ』が、発売15周年を記念したエクスパンデッド・エディションとなってここに登場する!

この『オール・ザ・ライト・リーズンズ(15周年記念エクスパンデッド・エディション)』は、オリジナル・アルバム収録曲に加え、当時のBサイド楽曲を含む全曲が最新リマスター音源となって収録されており、ボーナス・ディスクには2006年のライヴ音源を収録した、2枚組CDでの発売となる。

ニッケルバックにとって3作連続でのNo. 1アルバムとなったこの『オール・ザ・ライト・リーズンズ』は、地元カナダを始め、アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドといった国でNo. 1を記録、全世界で実に1,900万枚もの累計アルバム・セールスを記録しており、全米ではダイアモンド・ディスクを獲得した、まさに「モンスター」の名にふさわしいアルバムだ。今作からは全米メインストリーム・ロック・チャートで第1位に輝いた「フォトグラフ」を始め、「セイヴィン・ミー」や「ファー・アウェイ」、「ロックスター」、そして「イフ・エヴリワン・ケアード」といった5枚のTop 20ヒット・シングルが生まれている。(1/2)

ギタリストのライアン・ピークは、このアルバムに関してこう語っている。 「このアルバムがこんなに多くの人達と繋がりを持てた、という事実を、とても誇りに思っているよ。アーティストとして、こんな事が起きたら最高だなって期待することしかできないからね」

この15周年記念エディションの発売にあたり、同作のアルバム収録曲に加え、今作に収録されているBサイド曲を含む全曲が最新リマスター音源となって収録されている。今作のボーナス・トラックとして収録されているBサイド曲は、発売当時日本盤用ボーナス・トラックとして収録されていたクイーンのカヴァー「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を始め、No. 1ヒット・シングルとなった「フォトグラフ」や「トゥー・バッド」、そして「サムデイ」のアコースティック・ヴァージョンの4曲。

またこのコレクションには、毎年サウス・ダコタ州スタージスにて開催されているスタージス・モーターサイクル・ラリーにバンドが出演した、2006年8月8日のライヴの模様を収録した音源をボーナス・ディスクとして収録している。この12曲のライヴ音源は、2006年に映像作品『ライヴ・アット・スタージス』としてDVDで発売されていたものと同音源となっている。(2/2)

With their fourth album, All the Right Reasons, Nickelback ditches any pretense of being a grunge band and finally acknowledges they're a straight-up heavy rock band. Not that they've left the angst of grunge behind: they're a modern rock band living in a post-grunge world, so there's lots of tortured emotions threaded throughout the 11 songs here. But where their previous albums roiled with anger -- their breakthrough "How You Remind Me" was not affectionate, it was snide and cynical -- there's a surprisingly large sentimental streak running throughout All the Right Reasons, and it's not just limited to heart-on-sleeve power ballads like "Far Away" and "Savin' Me," the latter being the latest entry in their soundalike sweepstakes. No, lead singer/songwriter Chad Kroeger is in a particularly pensive mood here, looking back fondly at his crazy times in high school on "Photograph" ("Look at this photograph/Every time I do it makes me laugh/How did our eyes get so red?/And what the hell is on Joey's head?"), lamenting the murder of Dimebag Darrell on "Side of a Bullet" (where a Dimebag solo is overdubbed), and, most touching of all, imagining "the day when nobody died" on "If Everyone Cared" (which would be brought about "If everyone cared and nobody cried/If everyone loved and nobody lied"). Appropriately enough for an album that finds Kroeger's emotional palette opening up, Nickelback tries a few new things here, adding more pianos, keyboards, and acoustic guitars to not just ballads, but a few of their big, anthemic rockers; they even sound a little bit light and limber on "Someone That You're With," the fastest tune here and a bit of relief after all the heavy guitars. All this makes for a more varied Nickelback album, but it doesn't really change their essence. ~ Stephen Thomas Erlewine

いまや出せばすべてが大当たり!　カナダのみならず北米を代表するロック・バンドにまでのし上がったニッケルバックの新作は、過去の作品を遥かに上回るド迫力な一枚となった。ロックはトコトン骨太に、バラードはトコトン涙腺緩々に……。そう、ここには彼らの真骨頂とも言うべき大陸的なサウンドが凝縮されていて、最高級品質の王道ロックが展開されているのだ。大袈裟でなにが悪い!　これがロックじゃー!!
bounce (C)山口 コージー