途切れることなく作品を世に送り出すプログレロック界の至宝=NEAL MORSE(ニール・モーズ)ソロ名義による新たなコンセプト・アルバム『Sola Gratia』
プログレッシヴ・ロック界で最も優れたソングライター、マルチ・プレイヤーのひとりであり、勤勉で多作家として知られるNeal Morseの並外れた才能が堪能できるアルバム『Sola Gratia』。今作は、キリスト教の使徒であるパウロの記録を追ったコンセプトアルバム。多くの人からパウロについての作品を作るべきだと要望されていたNealが、本腰を入れるきっかけとなったのはオーストラリア、ニュージーランドに向けてのクルーズ旅行がきっかけだとNealは語る。クルージング中に多くの楽曲のアイデアが次々と浮かび、日が昇るときには甲板でキーボードを演奏していたという。そして、旅から戻って完成させたのが今作『Sola Gratia』だ。
作品を見事なカタチに仕上げたのが、長きに渡って活動を共にしてきたTRANSATLANTIC のメンバーでもあるMike Portnoy (drums)、Randy George (bass)。さらにEric Gillette、Bill Hubauer、Gideon Kleinが加わり腕利きのミュージシャンたちと共に完成にこぎつけた。『Sola Gratia』は、2020年4月の新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウン時にリモートで作られたNeal Morseにとって初の作品だ(「Seemingly Sincere」のMVからもその様子を窺い知ることができる)。「Mike PortnoyとRandy Georgeにベーシック・トラックを送って、アレンジをお願いしたんだけど、彼らの返答は"アレンジする必要がないくらい良いよ!"だったんだ。そこからデータのやりとりを重ねていった。アルバムを作ることは簡単ではない、作品制作は常に挑戦する課題を私に与えてくれるんだ」。今作がTHE NEAL MORSE BAND名義ではなく、ソロ名義としたのもほぼ全てのソングライティングはNealが手掛けたからというのが理由のようだ。「『Sola Gratia』は、これまでの作品に匹敵する優れた内容に仕上がったと感じているんだ」とNealは振り返る。ありふれた月並みな発言ではあるが、作品に触れればこの言葉が彼の本心から出た言葉だということがわかるだろう。
発売・販売元 提供資料(2020/08/21)