伝説のコールド・ファンク!踊るロック第一世代最新作!
77年結成、UK名門ファクトリーよりデビューした伝説のコールド・ファンク・バンド=ア・サーティン・レイシオの12年振り新作!低体温なファンク、ジャズ、エレクトロなどアヴァンギャルド要素をポスト・パンクの美学で包んだ無機質サウンドは、トーキング・ヘッズやLCDサウンドシステムらにも影響を与え、NYノーウェイヴとも共振!SOULJAZZから編集版もリリースされ、80sレアグルーヴとしての価値もある彼らの新作は冒頭から雑多なグルーヴの宝庫で最高です!これぞ腰にクル踊るロック!
(C)オンライン:巻本 拓也
タワーレコード(2020/10/16)
12年ぶりとなるNEW ALBUM!!!
ACRのメンバーは、ジェズ・カー、マーティン・モスクロップ、ドナルド・ジョンソンの3人組。マンチェスターで1977年に結成され、伝説のファクトリー・レーベルにとって最初のシングルは彼らのシングルであった。すぐさまポスト・パンクのパイオニアとして世界に知られるところとなるが、ファンク、ジャズ、エレクトロ、テープ・ループなどのアヴァンギャルド要素をポップソングの世界に持ち込み、それをポスト・パンクの美学で包み込んだのだった。
その影響は、トーキング・ヘッズ、LCD サウンドシステム、ハッピー・マンデイズ、フランツ・フェルディナンド、ESG、ファクトリー・フロアー、アンドリュー・ウェザーオールに至るまで及んでいる。
ガーディアン紙のデイヴ・シンプソンはこのバンドに敬意を払い「ひとたびARCを聞き始めたら、その音楽を止めことは難しい」と記事にして、「アシッド界のジェームス・ブラウン」と評している。
このアルバムはこれまでの40年間、彼らの嗜好や表現してきたものを完璧なまでに一気に詰め込んだものとなった。
「先日リリースしたボックスセットのために過去を掘っていったことが我々を目覚めさせ、今回のアルバムに影響したのは間違いないね」と語るマーティン・モスクロップ。「そのことが我々のイマジネーションに火をつけてくれたんだ。過去のことも上手くやろうという気になったのは、未来に向けて前に進もうとしたからだ」と。
このことがジェズ・カーとこのバンドの歴史をも再びつなげることになったのであるが、それは文字通り単なる過去の栄光の焼き直しではなく、このバンド独特の大胆で風変わりなスタイルでスタートすることであった。「我々はこのバンドの初期において存在した"全能感"をようやく取り戻すことができたんだ」と彼が語る。
「自分か参加しているバンドや自分が作っている音楽以外他に全く何も考えられないあの感覚なんだ」。
発売・販売元 提供資料(2020/07/08)