マンハッタン・トランスファーの人気女性ヴォーカリスト、シェリル・ベンティーン。
名ピアニスト、ケニー・バロンをバックにジャズのスタンダード曲をしっとりと歌い上げた2004年録音の大ヒット作品。
ファンの熱い要望に応えて高音質45回転盤アナログ化が遂に実現!
マンハッタン・トランスファーの人気女性ヴォーカリスト、シェリル・ベンティーンが名ピアニスト、ケニー・バロンをバックにジャズのスタンダード曲をしっとりと歌い上げた2004年の大ヒット作品。ジャズ・ヴォーカルの名盤が遂に高音質45回転盤重量盤LP2枚組で登場!
1954年ワシントン生まれのシェリルは13歳の時に父親のデキシーランド&スイングバンドで唄いはじめる。その後自身のキャリアを積み、1979年マンハッタン・トランスファー『エクステンション』のアルバムから正式にヴォーカル・メンバーとして参加する。その後のマンハッタン・トランスファーでの活躍は周知のとおり。
グラミー賞では各部門で9回もウイナーに輝いている。1992年からスタートしたソロ活動のキャリアも長く、中でも2004年に発表した本作はジャズ・ファンの中でも特に人気が高い。今や現代最高のジャズ・ピアニストとしての誉れも高い名手ケニー・バロンをバックに有名スタンダード曲をしっとりと唄ったこの作品は、安定感のある歌唱力はもちろん、録音の良さでも定評がある作品。女性ヴォーカルファン、アナログファン、オーディオファンからもアナログ化の要望が特に多かった作品でもある。当時の「スイングジャーナル誌選定ゴールドディスク」受賞作品。
ドラムレスで録音されたこの作品はシェリル・ベンティーンのソロアルバムの中でも代表作と言っても良いだろう。歌伴の名手ケニー・バロンとのしっとりとして落ち着いたインタープレイが全曲で光る。ドラムレスで録音されているのでピアノやベースの質感、スタジオの空気感が手に取るようにわかるゴージャスなサウンドである。アルバムの最後に収録されているタイトルチューンの「ワルツ・フォー・デビー」はシェリルとケニー・バロンによるデュエット曲。女性ヴォーカルファン、アナログレコードファン、オーディオファンには絶対に見逃せないアルバムである。
LP化にあたってはアナログレコード最盛期にドイツ、ノイマン社(Neumann)で製造されたカッティングシステム(VMS80)を使用。カッターヘッドは世界標準のSX 74。カッティングエンジニアは北村勝敏氏(MIXER'S LAB)。45回転盤仕様でシェリルのヴォーカルとケニー・バロン、レイ・ドラモンドの細かな息遣いが分かるような生々しいサウンドが捉えられた。
発売・販売元 提供資料(2020/07/02)