今こそ聴きたい、心のロック・アンセム。グラミー賞にもノミネートされた経験を持つ、サウス・カロライナ出身のロック・バンド、NEEDTOBREATHE。メロディアスで心温まるソウルフルなロック・サウンドと等身大の歌詞で、全米で圧倒的人気を集める彼らの通算7作目にして最新作『OUT OF BODY』リリース!
グラミー賞にもノミネートされた経験を持つ、サウス・カロライナ出身のロック・バンド、NEEDTOBREATHE。2000年に結成された彼らは、2011年リリースの4thアルバム『THE RECKONING』が全米アルバム・チャートの6位、そして2014年の『RIVERS IN THE WASTELAND』と2016年の『HARD LOVE』がそれぞれ全米アルバム・チャートの2位に輝くなど、アメリカで安定した人気を誇っている。
その彼らにとって通算7作目となるスタジオ・アルバム『OUT OF BODY』がリリースとなる。サウス・カロライナのチャールストンにあるビーチ・ハウスで一週間ほどかけて曲やアルバムのアイディアをまとめた後、ナッシュヴィルへ向かった彼らは、そこでCarson CooleyとJeremy Lutitoをプロデューサーに迎え、アルバムの制作に取り掛かった。バンドとして20年間活動を続けてきた経験と、一人の青年からパートナーを得て、父親となった彼らの人間としての成長をもとに、人生や家族、そして友人といったテーマを若々しい視点で描いた楽曲は、これまでのメロディアスで心温まるサウンドはそのままにソウルフルなロック・サウンドと等身大の歌詞でリスナーの心に響くだろう。
アルバムからは、先行シングルとして4月に「Hang On」がリリースされている。American Songwriter誌が「この夏みんなが一緒に口ずさむ曲になるだろう」と評したこの曲は、また「今、時代が求めているアンセムだろう」ともE! Newsによって絶賛されている。ちなみにアメリカでは「アメリカン・アイドル」の最新シーズンのフィナーレでもフィーチャーされている。この他アルバムには、バラード・ナンバーの「Seasons」や、ナッシュヴィルのシンガーソングライター、Drew & Ellie Holcombをフィーチャーしたエモーショナルなロック・ナンバー、「Survival」が収録されている。「Drew & Ellie Holcombにはもう何年も昔にコロラドのフォックス・シアターのバックステージで出会ったんだ。彼らにほれ込んでしまってね・・・彼らとは他のどのアーティストよりも一緒にツアーしているよ」フィーチャーされている二人について、バンドはそう語り、さらに続ける。「もし一緒にコラボレーションをするなら、絶対"Survival"だと思ったんだ」
かつて「俺たちは、聴いている人の人生――彼らの愛し方、働き方、見る夢や生き方に影響を与えるようなアルバムを作りたい」、そう語っていたNEEDTOBREATHE。その真摯な姿勢とまっすぐなロックサウンドは、最新作『OUT OF BODY』でも少しも変ってはいない。
発売・販売元 提供資料(2020/06/19)
サウスカロライナ出身の正統派ロック・バンド。全米2位を記録した前作から約4年ぶりとなる新作は、ナッシュヴィル録音ということもあってか、カントリーのエッセンスをうまく採り入れ、新味を感じさせる。とは言いつつ、やはり軸となるのは彼らのポジティヴで美しいメロディーと確かな演奏力、そしてソウルフルなヴォーカル。コールドプレイやキングス・オブ・レオンが好きな人はお聴き逃しなく。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.442(2020年9月25日発行号)掲載)