味のある歌にいぶし銀のギターが寄り添う極上の1枚!
それぞれにキャリアを積んできた2人が意気投合し生まれた初のアルバム!発端は2015年に遡り、その後セッションやライブを重ねてきた2人の相性、息はぴったり。内田勘太郎が暮らす沖縄で録音され、その空気までも詰め込まれたような極上の歌とギター。両者の持ち味が凝縮された末永く聴きたい1枚です。
(C)金沢フォーラス店:米山 大紀
タワーレコード(2020/09/11)
奇妙礼太郎と内田勘太郎 NEW ALBUM!
にんげんのブルース、ここにあります。
【奇妙礼太郎と内田勘太郎】
2015年11月、とあるPartyで出会い、いきなりセッション。その後内田勘太郎が開催するセッションライブで二人きりでのライブを実現。
その後も何度か機会を得、全く打ち合わせなしのセッションライブを繰り広げる。2019年「奇妙なカンケイ」と題しての二人ライブを開催。その沖縄公演の前日、内田のアジトに遊びにきた奇妙。二人の何気ないお家ギターセッションで「二人でアルバムを作ろう」という気持ちが芽生える。
翌日のライブトークで奇妙は「二人でアルバムを作ります!」と宣言している。2020年3月、予定通り沖縄にてレコーディング。内田が奇妙を想定して書き下ろした曲を中心に全15曲同時録音。唯一のインスト曲「ふたり」はこのレコーディングの原点となる二人の感性が窺えるセッション。
発売・販売元 提供資料(2020/06/23)
親子ほど歳の離れた不思議な関係の二人が何ともビューティフルな作品を作り上げた。極上のリラクシン・ムードが流れる"こんにちはブルース" をはじめ、全編を包み込むのはすこぶる発色の良い人情味たっぷりのアコギ・サウンド。波間に漂う小舟を思わせる奇妙のヴォーカルも全編いい具合にだらんとしていて、切なさを含んだトロピカル気分を醸す。素敵な午後に、憂歌団の名作『リラックス・デラックス』と併せて楽しみたい。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.441(2020年8月25日発行号)掲載)