フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年08月28日 |
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規格品番 |
MAC1176 |
レーベル |
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SKU |
673203117624 |
"Best Jazz Instrumental Album"を受賞した『Rebirth』の路線を突き進めた一作
作曲家としての才能を発揮した緻密かつ壮大な楽曲 + ピアニストとしての繊細な表現をみせる楽曲
前作と同様のメンバーが結集した最先端の8トラック!!
5度のグラミー賞受賞、16のノミネートを受けるビリー・チャイルズ。作曲者、編曲者として高い評価を受け、今や、グラミーにおいても、その部門の、いわば常連と言える。しかし、チャイルズがプレイヤーとして非凡な才能をもっていることはいうまでもない。Mack Avenueでの移籍第一弾となった『Rebirth』は、ジャズ・ピアニストとしての側面に焦点を当てたもので、その作品はグラミー賞の"Best Jazz Instrumental Album"を受賞した。
本作は、『Rebirth』に続く、待望の新作。コアとなるメンバーは、前作と同様。95年に初めて会って以来、リスペクトし続けるサックスのスティーヴ・ウィルソン、リズム・セクションは、オーストリア出身、2000年代初頭からNY のシーンで頭角を現したハンス・グラヴィシュニク、そして現代のファーストコール・ドラマー、エリック・ハーランド。そして、前作にも参加していたアリシア・オラトゥージャを始め、ライル・メイズの姪でもあり、今、急速に注目を集めるオーブリー・ジョンソン、サラ・ガザレクという豪華シンガー3人をフィーチャー。またRogerio Boccato(前作にも参加)、Munyungo Jackson というパーカッションもむかえている。
そうしたメンバーを迎えた本作は、基本コンセプトは前作の延長線上で、作編曲家としての才能と、ピアニストとしての才能が遺憾なく発揮された大作となった!(1/2)
一方、両親を失った喪失感と、その悲しみの感情の受け入れを表現したという、瞑想的で、レクイエムのようなタイトル・トラック、マルグリュー・ミラーとの交流を思い起こした演奏というスタンダード"It never entered My Mind"にはニュアンスに富んだピアノの響きが聴かれる。
1970年代後半から80年代にかけて、J.J. ジョンソンやフレディ・ハバードのバンドのピアニストとして注目を集めながら、Windham Hillに発表した初期リーダー作が廃盤というチャイルズ。『Take for example this』のオープニングナンバーでもあった"Quiet Girl"などもおりまぜている本作は、キャリア初期からのミュージシャンとしての道のりを辿り、間違いなく前進し続けるアーティストの最先端の姿を映し出す。
現代の才能が生み出すサウンドは、冒険に満ちている。(2/2)
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:53:23
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1.[CD]
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1.Dori
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2.Acceptance
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3.Leimert Park
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4.Do You Know My Name?
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5.It Never Entered My Mind
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6.Quiet Girl
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7.Twilight Is Upon Us
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8.Oceana
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グラミー賞の常連だけでなく、受賞回数も多い作編曲家、ジャズ・ピアニストのビリー・チャイルズの新作。冒頭と最後にブラジリアン・テイストの楽曲を配置し、爽快なグルーヴが印象的。チック・コリア、ハービー・ハンコックの影響は確かに明らかだが、ジョージ・デュークの音楽の雰囲気が漂う。全曲でびっちりソロを取るという徹底ぶりは、ソロ・アルバムは、ピアニストとしてのステートメントの場所ということなのだろう。作曲家としてオーケストラ作品の委嘱も数多く、その書き込まれた音楽を演奏というスタンスとは異なる、このアルバムでの、演奏しながら作り上げるという、ジャズらしさは圧巻。
intoxicate (C)高見一樹タワーレコード (vol.148(2020年10月10日発行号)掲載)
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