フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2022年07月15日 |
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規格品番 |
AC006CD |
レーベル |
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SKU |
194606000622 |
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:52:50
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1.[CD]
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1.Leaf House
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2.Who Could Wind Rabbit
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3.The Softest Voice
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4.Winters Love
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5.Kids on Holiday
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6.Sweet Road
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7.Visiting Friends
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8.College
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9.We Tigers
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10.Mouth Wooed Her
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11.Good Lovin Outside
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12.Whaddit I Done
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支えようにも重心のない音楽、というか、収縮せずに音の葉を外へ外へと繁らせていくような、柔らかい生命力に満ちた音楽。ディーケン、エイヴィー・テア、ジオロジスト、パンダ・ベアの4人編成によるアニマル・コレクティヴ。ブルックリンをベースに活動し、アート・リンゼイとも交流を持つ彼らが紡ぎ出すその歌は、音符ひとつひとつがスピーカーの前で煌めきながら踊っている。2本のアコースティック・ギターとパーカッション、そして歌声のハーモニーが織りなすトライバルな交歓。それはアモン・デュールやカンといったクラウト・ロックの司祭たちの秘儀を思い出させつつも、随所に散りばめられた繊細なエレクトロニカの感触はムームやフォー・テットといったレーベルメイトたちのそれ。さらにはブラック・ダイスやライトニング・ボルトなんかとも共通するエクストリームな奔流も伝わってきて、本作『Sung Tongs』はまるで音楽が渦巻く大きな森のよう。そして、アルバムを聴き進めることはその森を抜ける旅であり、さまざまなサウンドのテキスタイルが未知の風景をコラージュしていく。なかでもカン“Paperhouse”を連想させるオープニング・ナンバー“Leaf House”から“Who Could Win A Rabbit”へと繋がる、のっぴきならない祝祭感。その美しく歪んだメロディーが次第に頭の中を掻き乱していく爽快さは、呆れるほどの素晴らしさだ。曲が進むごとに音のDNAは開放されて、やがて窓辺から一斉に飛び立っていく。そんな魔術のような一枚。
bounce (C)村尾 泰郎タワーレコード (2004年05月号掲載 (P72))
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最近、ミュージック・ビジネスとは繋がりの薄いインディー・バンドが熱い。自己の自由な意思によって音を創るバンド/アーティストが増えている、世界同時的に。プロヴィデンスでアート・コミューンを成し、生ドラムと爆音ノイズ・ベースでプリミティヴ・ノイズ・トランス・ビートを叩き、極楽カオスを創り出すライトニング・ボルト。それと音楽流行の最先端地であるNY、その中でもいま一番おもしろいブルックリンを拠点とし、人力トライバル・ドラムと初期メルツバウばりに繋がれた無数のコンパクト・エフェクターによる神々しいノイズで聴く者をブッ飛ばしてくれるブラック・ダイス。それらに並んでヤバイのが、このアニマル・コレクティヴ! 彼らのニュー・アルバム『Sung Tongs』は、太陽の光に満ち溢れた心地良い白昼夢ダンス・アルバムである。原始時代から遺伝子レヴェルで掻き鳴らされ、叩き鳴らされるトライバルかつトロピカルかつフォーキーなリズム/旋律を、ともすればただの実験的で無機質なサウンドになりがちなサンプリング/デジタル・ノイズ/プロトゥールスを使用することにより、希望を持って生きるための音楽として終始鳴らされた傑作である。初めて聴くのにどこか懐かしいガット・ギターのミニマルで優しい音色。演奏者の笑顔が見えてきそうな楽しげなハンドクラップ。大地の鼓動のようなパーカッション。太陽いっぱいのポップで煌めく唄。これこそ真の意味で、音そのものを楽しめる音楽だ。目を瞑って聴けば、そこがあなたの理想郷。音に身を委ね、さあ高らかに踊ろう!!
bounce (C)日笠山はっちゃく邦仁タワーレコード (2004年05月号掲載 (P72))
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