グレイト・アメリカン・ソングブックからニュー・スタンダードまでを多彩なアレンジで歌う、稀有なシンガーとしての魅力が満載!!
2005年のデビュー作『Yours』以来、共作含め6枚のアルバムを発表、新作『ディスタント・ストーム』(米題:Thirsty Ghost)からは2部門グラミー賞にノミネートされ、現代ジャズ・シンガーとして文字通りトップ・クラスのサラ・ガザレク。来日回数も15回を越え、日本でもシーン不可欠の存在である彼女の、シンガーとして表現してきた幅広い音楽性がわかる編集盤。
デビュー作当時はノラ・ショーンズのフォロワー的ポジションだったが、特にニュー・スタンダードを取り上げる存在としてはシーンをリードし続けてきたほどの独特な選曲力と、高いアレンジメントのスキルによって常にその時点での現代ジャズの進化に同期してきた。それを可能にしてきた高い歌唱力にフォーカスしつつ、過去と現在のジャズ形式を混在させてきた独特の音楽性にも迫る内容。
選曲は渡辺亨(音楽評論家/「音楽の架け橋 快適音楽ディスクガイド」著者)。サラ・ガザレク本人も選曲に参加。
発売・販売元 提供資料(2020/08/26)
日本独自企画によるサラ・ガザレクの世界初コンピレーションCD。グレイト・アメリカン・ソングブックからニュー・スタンダードまでを多彩なアレンジで歌う、稀有なシンガーとしての魅力が満載。 (C)RS
JMD(2020/06/16)
透明感あるナチュラルな歌声が魅力のジャズシンガー。2005年のデビュー作『Yours』から、2019年発表の『ディスタント・ストーム』まで、これまでの彼女のキャリアを総括する日本独自企画のコンピレーションアルバム。ピアノ詩人フレッド・ハーシュとの2019年未発表ライヴ《Dreams/Darn That Dream》での清涼感のある素晴らい歌唱と、情感溢れるピアノとの相性の良さ。ビートルズやジョニ・ミッチェルやビリー・ジョエルなど、幅広いカヴァー楽曲での高いアレンジメントスキルなど、彼女の魅力に初めて触れるには絶好の一枚。
intoxicate (C)栗原隆行
タワーレコード(vol.147(2020年8月20日発行号)掲載)