ラブリーサマーちゃん、原点回帰で最高のUKロックをかき鳴らす!!
ラブリーサマーちゃん、メジャーにカムバック!!原点回帰と語る今作は、自身が影響を受けた90年代UKロックに立ち返った作品。冒頭から最高のギターサウンドを聴かせてくれ、グルーヴ・チューンを経て、ローファイ・ポップも披露してからの、美しいストリングス展開等、全編あの頃のUK~オルタナティヴロック!でもただ懐かしいだけではなく、ちゃんと2020年今の音楽として鳴り響いています。これは『セカンド・サマー・オブ・ラヴ』から約30年後に届けられた、最高にマッドでラブリーな『愛ある世界』!
(C)静岡店:佐藤 圭亮
タワーレコード(2020/09/25)
ラブリーサマーちゃん(通称:ラブサマちゃん)が深く敬愛するUKロックへのリスペクトを詰め込んだ、前作から4年ぶり3枚目となるフルアルバム。ラブサマちゃんのキュートな歌声と、持ち前のポップセンスのフィルターを通したロックサウンドを凝縮した楽曲を詰め込み、配信リリースされている「LSC2000」「心ない人」などを収録。 (C)RS
JMD(2020/09/14)
ラブリーサマーちゃんがサードアルバム『THE THIRD SUMMER OF LOVE』をリリース!
アルバムタイトルの元ネタとなった「The Second Summer of Love(セカンドサマーオブラブ)」はイギリスで80年代後半に起きたダンスミュージックムーブメント。
ラブリーサマーちゃんの音楽性に強い影響を与えたUKロックの歴史の中で重要な役割を担ったムーブメントから着想を得て題された本作は、UKロックやネオアコースティック、ローファイなどへの憧憬が感じられるロックアルバム。
初回限定盤には、今作のサブテーマとなったイギリスをラブリーサマーちゃん自身が旅した旅行記「Lovely in the U.K.」、ギターを手に取るリスナーに向けた「コード譜」、さらにラブリーサマーちゃんによる「セルフライナーノーツ」が収録された、様々な角度からアルバムを楽しむためのプレミアムな内容の限定ブックレットが付属。
発売・販売元 提供資料(2020/07/01)
文句ナシの傑作と最初に言っておきたい、フル・アルバムとしては4年ぶりとなる通算3作目。前作『LSC』の頃は時流もあってか〈宅録女子〉的なニュアンスで認識されていた側面もあったが、レーベル移籍しての今作では志向を反映してバンド・サウンドが一本筋を通した内容に仕上がっている。そんな気持ちの昂揚はタフなリフで引っ張るカッコ良いオープニングの"AH!"からも痛快に伝わってくるはず。オアシスやブリグリなどの多層構造なフィルターを通してマンチェからブリット・ポップ、ローファイまで多様な敬愛を表現した楽曲群は、フリッパーズな"More Light"やシューゲイズな"アトレーユ"など多彩なアレンジで飽きさせないし、何よりエッジの立ったキュートで闊達な歌いっぷりに聴き惚れてしまう。最高!
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.442(2020年9月25日発行号)掲載)