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加藤美紀作品集 百花妖炎
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商品の情報

フォーマット

書籍

構成数

1

国内/輸入

国内

パッケージ仕様

-

発売日

2020年07月18日

規格品番

-

レーベル

ISBN

9784309256610

版型

B5変

ページ数

112

商品の説明

加藤美紀は異界と現実の狭間に現れる、妖しく神秘的な女性をよく描く。美人画家は多く存在するが、これまでの深い魅力と力強い美しさを表現できるアーティストは稀である。待望の初作品集!

急激な変化の時代がきました。これからの時代を生きるための、新たな指針が求められています。
神社の鳥居に腰掛ける女性、獣の背に乗って駆ける女性……加藤美紀描く女性たちは、異界と現実のはざまに出現し、あらゆる自然現象と生命への尊厳を表現します。その感性は「八百万の神」を信仰する日本古来の神道に通じるものです。

現代日本人が、自らを神道の信仰者だと意識することはまれですが、「八百万の神」への信仰は日本人の生活に根付き、溶け込み、日本人の、ものの考え方の基盤となっているのです。
まさに日本人の深層心理をビジュアル化したような加藤美紀作品は、クールジャパンの神髄と言えます。

一方で加藤は、女性が日常の中で一瞬見せる何気ない表情を描きます。雪混じりの風の中を歩く少女。そのまなざしが、ふと春の気配を感じとったかのように明るく見開かれます。あるいは、ミシン仕事に疲れてうたた寝をする女性のしどけなさ。その部屋には、カーテンを大きくふくらませて夏の風が吹き抜けてゆきます。

異界の女性も、日常における女性も、加藤描く女性は、ともに濁りなく純粋で、炎のような生命力を秘めています。異界と日常は、遠く離れたところにあるわけではなく、実のところ両者は個人の内面でつながっているのだと、加藤の作品を見ていると、気づかされます。

画集全体を二部構成とし、第一章では異界における神秘的な美女を、第二章では日常の中で垣間見せる女性の可憐な表情を、ご覧いただきます。迫力と繊細さを併せ持つ、加藤美紀の絵画世界を堪能できる初の画集です。

作品の情報
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収録内容

構成数 | 1枚

    • 1.
      [書籍]
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