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フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年06月26日 |
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規格品番 |
DOC193JCD |
レーベル |
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SKU |
4526180525042 |
テキサスのトリオ、クルアンビン、2年振りとなるサード・アルバム。前作を踏襲しつつ、東アジアのサーフロック、南米のチーチャ、ペルシアン・ファンク、レゲエのごった煮サウンドをレア・グルーヴ感タップリのビートでまとめたエキゾチック・ドリーミー・チル・サウンド。辺境サウンドが気持ち良すぎて抜け出せられない!イルな桃源郷的作品。
(C)難波店:真志田 健次
ヒューストンをベースとするトリオ(ベースのLaura Lee Ochoa、ギターのMark Speer、ドラムのDonald "DJ" Johnson)、Khruangbinはニュー・アルバム『Mordechai』をNight Time Storiesの協力のもと、Dead Oceansより2020年6月26日にリリースする。これは高く評価された2018年『Con Todo El Mundo』に続くアルバムで、バンドは、今年の初めには、Leon BridgesとのコラボレーションEP『Texas Sun』もリリースした。アルバムからのリード・シングルは「Time(You and I)」で、同曲のビデオはFelix Heyes & Josh R.R. Kingが手掛けた。
Khruangbinは常に多言語だ。東アジアのサーフロック、ペルシャのファンク、ジャマイカのダブといった互いに遠く離れた音楽言語を繊細なハーモニーに織り込んでいる。しかし、3枚目のアルバム『Mordechai』では、ほぼ全ての曲でヴォーカルがフィーチャーされている。遊牧民的な放浪のスピリットを失うことなくKhruangbinの恍惚的なサウンドを直接的にエモーショナルな感覚へと向かわせるのは、リスクを伴うほどの大きな変化だが、この全ては彼らがツアーからテキサスへと戻った時に始まった。Khruangbinは『The Universe Smiles Upon You』『Con Todo El Mundo』という2枚の高い評価を獲得したアルバムと共に、南北アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアと、2019年の夏まで、3年半近くもツアーを継続。その後、テキサス州バートンの農場にある自身のスタジオに戻り、サード・アルバムの制作をスタートさせたが、一旦、それをスローダウンさせた。その間、Ochoaは、Mordechaiという父親が率いる見知らぬ家族と一緒にハイキングへ行き、悟りを得て生まれ変わった。そして、彼女は沢山の言葉をノートに書き留めた。バンドがアルバムを構成する曲をまとめ始めた時、それぞれの曲の中にヴォーカルだけが満たすことができるスペースを見つけ出し、Ochoaのノートに目が向けられることとなった。以前、Khruangbinは「Friday Morning」や「Como Te Quiero」といった曲で歌詞を書いてはいたが、その時とは違い、今回は言うべきことがあるとOchoaは考えていた。そして、実際、その言うべき言葉がアルバムの中で使われた。結果、言葉が鳴り響くようになったことで、サウンドには大きな深みが与えられた。また、パキスタン、韓国、西アフリカの音楽をインドのチャンティング・ボックスとコンゴのシンコペーティッド・ギターに組み込んだようなサウンドは、それ以上に彼らを育ん折衷都市、テキサスをセレブレートする内容となった。この文化的な交流地ではカントリー、ザディコ、トラップ・ラップ、アヴァンギャルド・オペラ等が毎晩聴くことができるのである。テキサスから離れた数年間、Khruangbinのメンバーは水の中で泳いでいるような感覚を持ったことがあった。しかし『Mordechai』によって、彼らは穏やかに水面へと戻り、息を吸い、周り見回し、再び自分自身を見つけることが出来るようになった。これは大きな旅の中で撮られたスナップショットのような作品だ。無常の為、その一瞬が美しい。しかし、その記憶は何度も何度も蘇り、その都度、以前よりも我々に鮮明に語り掛けるのだ。
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:55:33
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1.[CD]
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2018年に2作目『Con Todo El Mundo』をリリースしてからの彼らの勢いは凄まじかった。世界各地でライヴを行い、日本では単独公演を即完させて〈フジロック〉にも出演、〈コーチェラ〉でも圧巻のパフォーマンスを披露した。作品を重ねるごとにさまざまな国の土着的な音楽やカルチャーを吸収して変化してきたが、このサード・アルバムではライヴで訪れた韓国や西アフリカ、パキスタンの要素を加え、ほぼ全曲にメンバーのヴォーカルをフィーチャーしている。大きく変化はしているが、スロウテンポなファンクの心地良さと絶妙にゆるゆるなグルーヴは健在だ。先行シングル"So We Won't Forget"のMVが日本で撮影されているのも注目。さあ、クルアンビンという飛行機でぜひ世界各地をめぐる音楽の旅へ。
bounce (C)長谷川義和タワーレコード (vol.439(2020年6月25日発行号)掲載)
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